広島、前夜の悪夢払しょくできず3連敗 床田が不完全燃焼5回4失点

[ 2022年5月18日 21:15 ]

セ・リーグ   広島2-4巨人 ( 2022年5月18日    東京D )

<巨・広>5回、ウォーカー(右)に3ランを浴び、ガックリする先発の床田(撮影・河野 光希)
Photo By スポニチ

 広島・床田が助っ人に痛恨の被弾を許した。2回先頭ではポランコに初球の直球を右翼席に運ばれ、先制ソロを献上。0―1の5回には、単打と四球で1死一、二塁とされて迎えたウォーカーに内角直球を左翼席に運ばれ3ランとされた。

 今季登板8試合目で4度目の巨人戦だった。試合前までの対戦成績は1勝0敗、防御率2・45。3試合ともにクオリティースタート(6回以上、自責3以下)を達成しながら、「2週間に1回は当たっているので、やっぱり嫌ですね。変化球や直球の使い方を少し変えながらやっていきたい」と警戒して臨んだ登板だった。6回2死一、二塁の好機に代打を送られて降板。5回76球、4失点と不完全燃焼でマウンドを降りることになった。

 床田の苦投で劣勢の展開となった中、小園がナインを鼓舞した。0―4の6回にマクブルームと坂倉の連打で無死一、二塁となり迎えた好機。山崎伊の初球のシュートを捉えて右前適時打とした。

 試合前まで5月の月間打率・435(46打数20安打)と絶好調。2回の1打席目には左前打を放っており、複数安打を7試合連続に伸ばした。しかし、小園の適時打でなおも無死一、二塁から後続が続かずに、6回は1得点に終わった。

 7回に4番マクブルームの適時打で1点を返すも反撃はここまで。打線は巨人投手陣を攻めきれなかった。前夜の逆転サヨナラ負けの悪夢を払しょくできず、3連敗となった。

続きを表示

2022年5月18日のニュース