巨人・山崎伊織がプロ2勝目 東京ドーム初勝利 投げて良し、打って良し 足は「大丈夫です」

[ 2022年5月18日 21:48 ]

セ・リーグ   巨人4―2広島 ( 2022年5月18日    東京D )

<巨・広>観客に手を振る山崎伊(撮影・河野 光希)
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 巨人の2年目右腕、山崎伊織投手(23)が広島戦で東京ドーム初勝利となるプロ2勝目(1敗)をマークした。

 粘りに粘った。毎回のように走者を出し、6回途中7安打1失点。4―0で迎えた6回には先頭の主砲・マクブルームから坂倉、小園と3連打されて1点を失い、2死一、二塁で代打・松山に初球を投げたところで右足がつるアクシデントに見舞われて降板となった。だが、リリーフ陣がリードを守り切り、待望の2勝目。3人が呼ばれたお立ち台に最初に上がった山崎伊は終始爽やかな笑顔だった。

 インタビュアーから祝福を受けると、マウンドでのひょうひょうとした姿から一変。「ありがとうございま~す!」とまずはスタンドに笑顔をふりまいた。そして、初めて上がった東京ドームのお立ち台について「どんな光景ですか?」と問われると「投げてる時と一緒ですね」と笑顔。「足は大丈夫ですか?」と聞かれると「はい、大丈夫です」と言い切った。

 「先発するの3回目やったんですけど、なかなか勝ち切れないなかで、東京ドーム初勝利はとてもうれしいです」。投げては1失点投球、打っては安打と犠打成功で1打数1安打、フィールディングも軽快な姿は桑田真澄投手チーフコーチ(54)の現役時代をほうふつさせるが「桑田コーチから投げる以外のところっていうのをキャンプから本当に“自分を救うプレーなので”って言われてたので。ここまではしっかりとできてるかなと思います」と山崎伊。ホーム初勝利とあって、インタビュアーからファンへの自己紹介を兼ねて次への意気込みを…と促されると「2年目の山崎伊織です。これからもチームの勝利に貢献できるように腕振って頑張りま~す!よろしくお願いしま~す!」と笑顔、笑顔だった。

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