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阪神・岩崎 今季初与四球から13試合ぶり失点で逆転サヨナラ負け 18、19日黒星で自力V消滅

[ 2022年5月18日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神1-2ヤクルト ( 2022年5月17日    神宮 )

<ヤ・神>9回1死二、三塁、オスナに右犠飛を浴び、サヨナラ負けを喫す岩崎(撮影・平嶋 理子)
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 阪神は、17日のヤクルト戦(神宮)に1―2で今季5度目のサヨナラ負けを喫して連勝は2でストップした。1点優勢の9回に登板した岩崎優投手(30)が開幕戦以来となる13試合ぶりの失点。今季初の与四球も絡み逆転を許して今季初黒星。チームは18日も敗れれば最短で、19日に自力優勝が消滅する可能性が出てきた。

 
 敗戦を告げる三塁走者の本塁生還を確認すると、岩崎はベンチへ戻ることなくロッカールームにつながる三塁側ブルペンの裏へ1人で引き揚げていった。守護神のまさかの乱調。悲劇は1点優勢の9回に起こった。

 “予兆”は先頭打者にあった。山田に対して4球連続のボールで、今季14試合目で自身初となる四球を献上して出塁を許した。続く村上をフェンスぎりぎりの左飛に仕留めて1死をもぎ取ったものの、中村にはしぶとく中前打。一塁走者・山田の三塁への進塁阻止を狙った近本の送球も右にそれて、1死一、三塁とたちまち窮地に追い込まれた。
 
 迎えた青木には3球目に投じた126キロスライダーを右中間に運ばれる同点の適時二塁打。3月25日の開幕戦以来、実に13試合ぶりの失点を喫すると最後は二、三塁でオスナに右犠飛を許し、目前の勝利は逆転サヨナラ負けに変わった。不振のケラーに代わって、4月上旬から守護神を任されている背番号13。今季6度目のセーブ機会で初めての失敗となり今季初黒星が付いた。試合後、矢野監督は「もちろん、結果はね(受け止める)」とうなずくと、1点差の狭い神宮球場で慎重にならざるを得なかった状況をかばった。

 「1点差というのは、この球場はホームランもある。3番からなんで、そういうところをケアしながらとなれば、丁寧にいくという気持ちの中で、そういうふう(四球)になってしまうことは優でもある。それは受け止めてます」

 先発・西勇から渡辺、アルカンタラ、湯浅と必死に零封でバトンをつないできたが、最後の岩崎がつかまった。それでも、12試合連続無失点とブルペン最後の砦(とりで)として開幕から奮闘してきた男を、誰も責められるはずもない。

 早くも今季5度目のサヨナラ負けで、チームの連勝は2でストップ。さらに、首位のヤクルトに同一カード3連敗すれば19日に自力優勝が消滅する。苦戦が続く中でもまだまだ先は長く、戦いも続く。不動のストッパーも、チームも、やられたらやり返すしかない。(遠藤 礼)

 《過去最速、シーズン5度目サヨナラ負け》阪神は5月6日の中日戦以来のサヨナラ負け。シーズン5度目は19年の5度以来3年ぶりになるが、前回は5月17日時点でサヨナラ負けなし。2リーグ制以降、5月中に5度目は16年の5月26日以来で、日付ではチーム最速だ。首位ヤクルトとのゲーム差は10.5となり、阪神は最短で19日に自力優勝の可能性が消滅。18、19日と負けた場合、自力でヤクルトの最終勝率を上回れなくなる。

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