楽天・浅村が3号決勝ソロでチームを2連勝に導く 今季本拠地初アーチに「遅いぐらい」

[ 2021年5月18日 23:03 ]

パ・リーグ   楽天3―2日本ハム ( 2021年5月18日    楽天生命 )

<楽・日(10)>8回2死、ソロ本塁打を放ちグータッチをかわす浅村 (撮影・白鳥 佳樹)
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 楽天・浅村が、1本塁打を含む3安打2打点の活躍で逆転勝利に貢献し、チームを2連勝に導いた。

 2点を追う5回、小深田の適時打で1点差としてなおも2死満塁。右前適時打を放って試合を振り出しに戻すした。さらに2―2の8回には2死走者なしでは、相手の6番手・ロドリゲスの低めのツーシームを豪快に右翼席まで運んだ。今季3号となる決勝弾は、今季43試合目での本拠地初アーチだった。

 昨季の本塁打王はもどかしさを感じていた。今年は東日本大震災の発生から10年の節目とあって「ホームで数多く打ちたいと思ってスタートしたシーズンだったけど、イメージ通りにできていなかった。今年は(本拠地で)もう打てないんじゃないかと不安だった。ようやく1本出たけど、遅いぐらい」。大黒柱として自らに課すハードルは高い。この日は文句なしで勝利の立役者になり、この活躍を長打量産のきっかけにする。

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2021年5月18日のニュース