阪神 接戦で思わぬアクシデント 岩貞乗せたリリーフカーがとんぼ返り ランニングで再登場

[ 2021年5月9日 16:37 ]

セ・リーグ   阪神―DeNA ( 2021年5月9日    横浜 )

<D・神9>7回無死、リリーフカーで岩貞(左)が登場するもマウンドでは馬場が投球練習中(撮影・島崎忠彦)
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 7回表を終えて3―1と接戦の試合において思わぬ“アクシデント”が起こった。

 7回のDeNAの攻撃を迎える前に、阪神は馬場が自身4イニング目に向けて投球練習。投球練習を終え、7回の守りへ――。そんなタイミングで、突然岩貞を乗せたリリーフカーがグラウンドに登場した。

 交代のアナウンスもなく、矢野監督も球審への交代申告をする前だったために、マウンド上の馬場も思わず周囲を見渡すなど場内は混乱。リリーフカーがそのままとんぼ返りする事態となった。DeNAの代打・乙坂が告げられた瞬間に矢野監督が球審に交代を申告。2度目の登場となった岩貞は今度はリリーフカーではなく走ってマウンドへ向かい、横浜スタジアムからは拍手が起きた。

 思わぬ形での登板となった岩貞は1死から桑原に被弾。1点差に迫られ、さらに1死一、二塁とピンチを背負ったが、佐野を併殺に仕留めてなんとかリードを守り切った。

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