西武 復活松本で17年ぶり福岡4連勝 今季初完封リレーで5割復帰

[ 2021年5月9日 05:30 ]

パ・リーグ   西武2ー0ソフトバンク ( 2021年5月8日    ペイペイD )

<ソ・西>西武先発の松本(撮影・中村達也)
Photo By スポニチ

 1カ月前とは、まるで別人のような姿だった。4度のリリーフを経験した西武の3年目右腕・松本がまっさらなマウンドで39日ぶりの2勝目を手にした。

 「初回から思い切り全力で投げた。先発に戻ってしっかり投げられたのが一番うれしい」。開幕からカード初戦を任されたが、制球難で自滅するパターンが続き、3年目で初の中継ぎへの配置転換。ブルペンで救援陣の試合に向かう姿を目に焼きつけた。「(抑えの)増田さんたちがどういう準備をされているのかが勉強になった」。復活への指針となったのが「1球目の大切さ」だ。試合の流れを左右する中継ぎでは、先頭打者を塁に出すだけで試合の局面が一気に変わる恐れがある。「初球、1球目から自分のベストボールを投げる」と心に誓った。

 先発で黒星を喫した4月6日の楽天戦は5四球で初球ストライク率はわずか39%。同13日の日本ハム戦も6四死球で47%だったが、この日は1四球で70%にはね上がり、6回無失点でチームの今季初の完封勝利につなげた。「やっぱり、アイツは先発ピッチャーだから」とあえて2軍に落とさず、復活を待っていた辻監督も「向かっていくという気持ちが出ていた。それが成長」と目尻を下げた。

 鬼門・福岡で17年ぶりの4連勝。勝率5割に戻し、4位ながら首位・楽天との差も1・5ゲームに縮めた。「要所で気持ちを出して抑えることができた」と胸を張る右腕の復活劇が混パを演出した。(花里 雄太)

 ▼西武・栗山(4番で初回に左前へ5試合連続打点となる先制打)目の前の一打席一打席に集中している結果だと思う。

続きを表示

「始球式」特集記事

「新庄剛志」特集記事

2021年5月9日のニュース