牛島和彦氏 マー君は4戦目で状態上向きも 多投変化球を狙われた

[ 2021年5月9日 05:30 ]

パ・リーグ   楽天1ー4日本ハム ( 2021年5月8日    札幌D )

<日・楽>楽天先発の田中将は初回に2点を失う(撮影・篠原 岳夫)
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 【牛島和彦 視点】田中将はこの日が4試合目。確実に状態は良くなっている。直球も最速152キロ。ただ、全体の球数を減らすために打ち取りにいっているのか、変化球の割合が多かった。8安打のうち5本が変化球を打たれたもの。日本ハム打線もそんな投球の傾向を把握し、変化球への意識を強く持って打席に立っていたような気がする。そして田中将は甘く入ったところを打たれた。

 6回2死二塁で宇佐見から空振り三振を奪った150キロ直球は素晴らしかった。スタミナは問題なし。この直球の比率を増やすことで、より変化球が生きる。この日は98球のうち空振りが8球だけだったが、それも同時に増えるはずだ。

 メジャー時代に武器であったスプリットでも一度も空振りはなかった。私も現役時代にフォークを駆使したが、気候や湿気、気温の違いなどでボールの「抜け」が変わった。日本のボールはメジャーに比べて革がしっとりしていると言われる。その差が、メジャーとの投球パターンの違いになっている可能性はある。 

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