日本ハム、1軍昇格組が躍動! 王が今季初打点&2二塁打、宇佐見もタイムリー

[ 2021年5月9日 05:30 ]

パ・リーグ   日本ハム4-1楽天 ( 2021年5月8日    札幌D )

<日・楽>初回2死二塁、適時二塁打を放つ王柏融(撮影・高橋 茂夫)
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 日本ハムは1軍昇格組が元気だ。楽天・田中将の攻略に成功した8日の一戦では、4月27日に今季初昇格してきた王柏融(ワンボーロン)外野手(27)が初回に今季初打点を挙げるなど2二塁打。チーム内の新型コロナウイルス感染拡大で同30日に再昇格した宇佐見真吾捕手(27)も4回に適時打を放った。

 鎌ケ谷から来た追い風。杉谷や万波が活躍するチームの流れは、この日も続いた。

 初回だ。近藤の先制二塁打の後、2死二塁で王柏融が打席に入った。田中将が投じたスライダーをジャストミート。中堅フェンス直撃の二塁打で今季初打点を挙げた。「チームに貢献できてうれしかった。自分も感動しました」。二塁ベース上で手を叩いて喜んだ。

 過去2年低調のまま3年契約最終年を迎えた台湾の4割打者。日本の投手のレベルを痛感した2年を踏まえれば、日本最高の投手として海を渡ってメジャー78勝を挙げてきた田中将は見上げるしかない存在だ。「日本を代表する投手に対して、自分ができることに集中した。結果を気にせず、しっかり自分のタイミングを取って打っていこうと考えた」。シンプルな考えで、会心の一打を放った。

 コロナ禍で来日が遅れた影響もあり、オープン戦は打率・118と低調。来日3年目で初めて開幕を2軍で迎えたが、「凄く練習してきた」と時間を無駄にしなかった。見つめ直した自分のスイングで4回にも田中将から右中間二塁打。昇格後の出場5試合で3度目となる複数安打を記録し、打率は「4割男」らしい・429だ。

 4回は王柏融が絡んだ2死満塁から宇佐見が右前適時打。アイドルグループ「ももいろクローバーZ」の大ファンという共通項がある田中将の宝刀・スプリットを捉え、「上沢を少しでも援護できればと思っていた」と話した。開幕を1軍で迎えながら、打率・067の不振で4月12日に2軍落ち。チームの危機に際して戻ってきた男が、3月27日以来の今季2安打目で貢献した。日替わりヒーロー。勢いの出る勝ち方で、日本ハムが浮上する。(和田 裕司)

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