智弁学園がコールド勝ちで決勝進出 今秋ドラフト候補の前川右京がV打含む2安打

[ 2021年5月9日 12:16 ]

令和3年度春季近畿地区高校野球大会 奈良県予選 準決勝   智弁学園9―2奈良大付 ( 2021年5月9日    佐藤薬品スタジアム )

<智弁学園・奈良大付>2回2死一、三塁、智弁学園・前川は左前適時打(撮影・井垣 忠夫)
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 昨秋近畿覇者で今春選抜に出場した智弁学園が奈良大付を下して決勝進出。今秋ドラフト候補の前川右京(3年)は「2番左翼」でフル出場し、2―2の2回2死一、三塁から決勝の左前適時打を放つなど4打数2安打1打点だった。

 準々決勝の関西中央戦に続き2番打者としての出場。高校通算34本塁打のスラッガーは3番が定位置で「意地もある」とプライドものぞかせるが「今は2番できっちり仕事をしたい」と与えられた役割を全うする覚悟だ。「2安打が出たのは良かったですが、凡打の2打席は体が前に突っ込みすぎていた。秋は近畿で優勝したんですけど、奈良では2位通過だったので、次の決勝も勝たないといけない。落とせる試合はない」と15日の決勝へ意気込んだ。

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