“長野県の母に届け” チームで唯一、ピンクをつけた東大生が躍動

[ 2021年5月9日 14:33 ]

東京六大学野球・第5週第2日   立大11―3東大 ( 2021年5月9日    神宮 )

<立大・東大>一塁の守備に就く東大・井上慶(撮影・河野 光希)
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 東大は立大に3―11で敗れ、17年秋から続くリーグ戦の連敗は63となった。

 5月9日は「母の日」。神宮球場のスコアボードはピンク色で表示された。東大の4番・井上慶秀(4年・県長野)はチームで唯一、ピンク色のリストバンドを左腕に着用し、初回の先制打を含む2安打1打点と躍動した。

 「(リストバンドは)“いつもありがとうございます”という思いを込めて。母の日なので。LINE(ライン)しようと思います」

 4番を張る右の強打者はスタンスを大きく取るノーステップ打法で快打を連発。6回にも中前打で複数安打とした。打線も立大との2戦で15安打と登り調子。次週からは有観客の試合となり「お客さんの前でプレーできる喜び、幸せを感じながら一球一球大切にプレーしたい」と意気込む。

 2浪して一橋大に入学後、東大に再受験して夢を叶えた苦労人。大学最終年となる4年を迎え「神宮球場でプレーできることは本当に幸せ」と言う。

 故郷・長野県飯山市で暮らす母に感謝のヒットを届けた。次は連敗脱出の吉報を届ける番だ。(柳内 遼平)

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