【ヤクルト・五十嵐引退スピーチ全文2】「一度も満足することなく、向上心を持ち続けてやってきた」

[ 2020年10月25日 22:40 ]

セ・リーグ   ヤクルト1-5中日 ( 2020年10月25日    神宮 )

<ヤ・中>引退セレモニーで高津監督(右)から花束を受け取る五十嵐(撮影・沢田 明徳)
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 そして、両親、野球をやらせてくれてありがとう。そして、こんな丈夫な体に育ててくれてありがとう。おかげで、今もピンピンに元気です。そして、妻と子供たち。わがままに野球をやらせてくれてありがとう。おかげで、こんなに素晴らしい野球人生を送ることができました。父親らしいことはできなかったけれど、君たち2人の記憶に残るために、それまで現役でいたいという願いが、かなえられました。その願いがかなえられ、野球に専念できたのも妻のおかげです。本当にありがとう。

 僕は20年間以上中継ぎとしてやってきました。その間一度も満足することなく、向上心を持ち続けてやってきました。それはヤクルトスワローズの先輩たちの姿を見て学んできたものです。僕なりに考え、受け継ぎ、後輩たちに伝えてきたつもりです。今、ヤクルトスワローズは苦しい戦いが続いています。しかし、どんなときも下を向かずに、戦ってきた選手、そして、僕たちを信じ続けてくれた高津監督、そして、コーチの姿を僕は知っています。今一度チーム、そしてファンのみなさんが共に戦い、乗り越えていけると信じています。

 最後に僕からお願いがあります。みなさん、お立ちいただいてもよろしいでしょうか。ありがとう。僕の願いに応えてくれるなら、今年一番の拍手を選手、そしてチームにおくってください。僕はこれからも、スワローズがファンのみなさんと共に戦い、喜びを分かち合える景色をずっと見ていたい。みなさん、これからも東京ヤクルトスワローズ、共に戦っていってくれるでしょうか。ヤクルトスワローズを愛していってくれるでしょうか。これからもヤクルトスワローズをよろしくお願いします。23年間、本当にありがとうございました。

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