日本ハム・中田 自己最多31号でキング浅村に並ぶ 2冠が射程圏内に

[ 2020年10月25日 05:30 ]

パ・リーグ   日本ハム5―4楽天 ( 2020年10月24日    楽天生命パーク )

<楽・日>8回無死、ソロ本塁打を放つ日本ハム・中田 (撮影・白鳥 佳樹)
Photo By スポニチ

 ライバルの目の前で並んだ。15年の自己最多30発を更新する31号。日本ハム・中田が、本塁打でリーグトップに立つ楽天・浅村をついに捉えた。自身がトップの打点は103打点として4差をつけ、2冠が射程圏内。「シーズンが終わるまであまり考えない」としつつも、大阪桐蔭の一学年後輩に「凄い打者なので、負けずに頑張りたい」と闘志を燃やした。

 2戦ぶりの一発は1点を追う8回だった。右腕・福山に対し「シュートが武器なので、体に近い球を待っていた」。1ボールからの2球目は待ち球とは逆方向の変化のカットボール。「抜けて入ってきてくれたのでしっかり反応できた」と甘く入った球を逃さず左翼席中段へ、起死回生の同点ソロ。敵地ファンの大きなため息を生んだ会心の一撃に「完璧」と自画自賛した。

 さらに9回2死一塁では左翼線へ高々と打ち上げた飛球が左翼・小郷の失策を誘い、一塁走者・近藤が好走塁で一気に生還。打点こそ付かなかったが決勝点を呼び込み「近ちゃん(近藤)が一塁からよく走ってくれた」と感謝した。

 14、16年に打点王を獲得しているが、本塁打王獲得なら自身初だ。日本ハムでは04年の北海道移転後、広い札幌ドームを本拠として日本人で本塁打王を獲得したのは、06年に32発を放った小笠原道大(現ヘッドコーチ兼打撃コーチ)だけ。その小笠原ヘッドが就任した今季、助言を受けて打撃改造した主砲がタイトル獲得を視野に入れている。中田、浅村に残された試合数は同じ12。最近5試合で3発と上り調子の中田は「ファンの方が応援してくれる以上、全力で戦うだけ」と力を込めた。(東尾 洋樹)

続きを表示

「始球式」特集記事

「新庄剛志」特集記事

2020年10月25日のニュース