初の2桁勝利へ黄色信号 阪神・青柳 自己ワースト8失点 9月5戦4敗に矢野監督「成長していかないと」

[ 2020年10月1日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神0-9中日 ( 2020年9月30日    甲子園 )

<神・中(17)> 5回8失点でマウンドを降りた青柳 (撮影・平嶋 理子)                                                           
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 阪神・青柳晃洋投手(26)が30日の中日戦で自己ワーストの8失点に沈み、7敗目を喫した。拙守にも足を引っ張られて5回でKO。9月は5戦4敗で1カ月以上も白星がない。7勝目が遠く、初の2桁勝利到達にも黄信号だ。打線も組み替えが功を奏さず、大野雄に2安打で完封された。

 打者を悪戦苦闘させるはずの変則右腕が快音を重ねられた。屈辱にまみれた1敗。青柳が5年目で自己ワーストとなる8失点を喫して5回でKOされた。

 出ばなをくじかれたのは初回だ。大島を歩かせ、無死一塁から京田の真正面のゴロを遊撃の小幡がまさかのトンネル。併殺も狙えた打球だっただけにダメージは大きかった。1死満塁から高橋の中犠飛で先制点を献上。何とか1点で踏ん張ったものの、リズムに乗れない展開は続いた。

 3回も無死一塁からアルモンテの左前打をサンズが弾いて窮地は広がり、満塁から高橋の二ゴロ併殺の間に失点。味方に足を引っ張られ立ち直るきっかけをつかめず、5回についに“崩壊”した。

 1点を追加され、2死無走者から高橋に四球を与えてから4連打を浴びて一挙5失点。特に2死一、二塁からは投手の大野雄に左中間三塁打を許した。失策こそ付かなくても、捕球を試みて前進守備から猛進した近本が後ろへそらす不運な打球でトドメを刺された。

 原口との今季初バッテリーも振るわず、完封した大野雄に格の違いを見せつけられる完敗。矢野監督も成長過程での“壁”として奮起を促した。

 「全部、四球が絡んでる。2死から粘れない。課題はまだあるし、(失敗の)回数を減らしていくとか、成長していかないと。一年間やっていく中ではいろいろあるにしても、そういうのを減らしていく。それは思いだけでなく、結果でも出していかないと」

 9月は5戦4敗。8月27日を最後に1カ月以上も白星から遠ざかる。開幕から約2カ月で順調に6勝を積み上げながら、この夜の7敗目でついに黒星が上回った。残り34試合で登板は多くても6試合程度。開幕前に矢野監督に誓った13勝どころかキャリア初の10勝も危うくなってきた。昨季9勝を挙げて飛躍した真価が今こそ問われる。(遠藤 礼)

 ▼阪神・福原投手コーチ やはり最初の3イニングで2個の先頭打者への四球がどちらも点に絡んでいるし、不運なヒットもあったけれども、投手に打たせてしまっていたりと、反省材料が多い登板だったと思います。

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