マー君 5回途中6失点で勝敗付かず 降板後に追いつかれる

[ 2020年10月1日 11:32 ]

ア・リーグワイルドカードシリーズ第2戦   ヤンキース―インディアンス ( 2020年9月30日    クリーブランド )

<インディアンス・ヤンキース>先発登板したヤンキース・田中(AP)
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 メジャーリーグのプレーオフは9月30日(日本時間10月1日)、ワイルドカードシリーズ(WCS=3回戦制)が行われ、ア・リーグでは、ヤンキース(東地区2位)の田中将大投手(31)が敵地・クリーブランドで行われたインディアンス(中地区2位)との2回戦に先発登板。初回に雨天中断をはさみ4安打を浴び4失点するなど5回途中5安打6失点で降板した。ヤ軍は4回にアーシェラが左中間へ満塁本塁打するなどし田中を援護した。

 試合は降雨予報で40分遅延して開始され、田中は立ち上がりの初回1死からヘルナンデス、ラミレスに連続二塁打を浴び、先制点を許した。この直後に、風雨が強まり33分間中断。再開後はサンタナを右飛に打ち取ったが、レイエスに四球。続くネイター右中間2点適時二塁打、ペレスに左前適時打されてこの回4失点した。

 スタントンの右越えソロで3点差に迫った2回は3者凡退、3回は先頭に四球を出したものの無失点に抑え、アーシェラの左中間への満塁本塁打で逆転した直後の4回は3者凡退に抑えた。スタントンの右犠飛でリードが2点に広がった5回は先頭のリンドーに右翼線二塁打、続くヘルナンデスに四球を与えたところで降板。代わったグリーンが右翼線2点二塁打されて同点に追いつかれたが、ヤ軍は6回、サンチェスの右越え2ランで勝ち越したが、7回に2点を奪われ、試合は再び振り出しに戻った。

 レギュラーシーズン最終登板となった23日(同24日)のブルージェイズ戦(バファロー)では、4回8安打5失点で今季3敗目(3勝)を喫し、防御率は3・56。ポストシーズンはこれまで通算8試合に投げ5勝3敗、防御率1・76と好成績を残していた。

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