原巨人 53年ぶり月間20勝ならず…宮本コーチ、押し出し四球に「士気が下がる」

[ 2020年10月1日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人1-4広島 ( 2020年9月30日    マツダ )

<広・巨(17)>5回2死一塁、鈴木誠に2点本塁打を打たれた田口(撮影・奥 調)
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 巨人は投手陣の痛い失点も重なり、川上哲治監督が率いた67年以来53年ぶりの月間20勝はならなかった。原監督が「打ち取った打球に対して1点を献上した。走者を見て静止させる大事な作業ができなかった」と指摘したのは、4回までは好投した田口が先制点を与えた場面だ。

 5回1死一、三塁で、足の速い田中広のゴロを捕球。併殺狙いの二塁送球がやや一塁方向に流れ、1死を取れただけで、三塁走者の生還を許した。直後に鈴木誠に2ランを被弾。自身4連勝を逃した左腕も「もう少し冷静になって一歩引いてプレーできれば良かった」と反省した。

 田中豊は投手に与えてからの2連続四球で押し出し。宮本投手チーフコーチは「士気が下がるよね」と修正を求めた。(神田 佑)

 ▼巨人・岡本(8回にリーグトップの24号ソロ)ゾーンに来た球を打つイメージで打席に入った。強く叩くことができた。

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