阪神・岩田 454日ぶりの1軍勝利「消えそうで消えないマジックみたいのが岩田稔」

[ 2020年10月1日 22:34 ]

セ・リーグ   阪神2―0中日 ( 2020年10月1日    甲子園 )

<神・中>お立ち台でで月の形をつくる岩田(左)と梅野(代表撮影)
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 阪神先発・岩田稔投手(36)が7回途中4安打無失点で今季初勝利。円熟味のある投球で、19年7月5日以来、454日ぶりの白星を掴んだ。

 「ほっとしてます。テンポよくいけたので、自分の投球ができたかなと思います」

 初回から3回までは一人の走者も許さない完璧な投球。5回は2死から味方の失策などで一、二塁とされたが、木下拓を三ゴロに打ち取り、先制点を許さなかった。実に12個のゴロアウトを奪う岩田らしい投球を披露。7回2死一塁でエドワーズにマウンドを譲るまで、無失点で役割を果たした。

 前回9月21日のDeNA戦では5回3失点で勝敗つかず翌22日に登録を抹消。今回は「代替指名選手の交代」が適用され、再登録が可能となる10日間の期間を待たずして上がった2度目の先発マウンドで躍動した。ヒーローインタビューでは「消えそうで消えないマジックみたいなのが岩田稔だと思っているので、そういう風に頑張っていけたらなと思います」と宣言。夜空に輝いた中秋の名月同様、プロ15年目左腕の投球術が光った。

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2020年10月1日のニュース