マー君 「仲間に助けられた 次やり返せるようにやっていく」雨に苦しみ5回途中6失点、ヤ軍は逆転勝利

[ 2020年10月1日 14:26 ]

ア・リーグワイルドカードシリーズ第2戦   ヤンキース10―9インディアンス ( 2020年9月30日    クリーブランド )

<インディアンス・ヤンキース>先発登板したヤンキース・田中(AP)
Photo By AP

 メジャーリーグのプレーオフは9月30日(日本時間10月1日)、ワイルドカードシリーズ(WCS=3回戦制)が行われ、ア・リーグでは、ヤンキース(東地区2位)の田中将大投手(31)が敵地・クリーブランドで行われたインディアンス(中地区2位)との2回戦に先発登板。初回に雨天中断をはさみ4安打を浴び4失点するなど5回途中5安打6失点で降板し、勝敗はつかなかった。ヤ軍は10―9で逆転勝利し、2連勝で地区シリーズに進出。5日(同6日)からの同シリーズ(サンディエゴ、5回戦制)で筒香嘉智外野手(28)が所属するレイズ(東地区優勝)と対戦する。

 試合後、田中は「仲間に助けられたっていう感じですね。きょう勝って次に進むことができたので、まだ野球ができますし、まだマウンドに上がるチャンスがあるので、次やり返せるようにやっていくしかない。これに尽きますね」と話した。初回、風雨で中断の中、4失点したことは「初回はかなり厳しいかったですね。審判に新しい球をもらっても、もうビショビショの状態で届いたりしてたんで。でも、審判が止めない限りやらないといけないので、しっかりと投げようと思ってやってましたけど、ちょっといきなりああいう形でチームに苦しい戦いにさせてしまったなと思う」と振り返った。競り勝ったチームは「いつもの試合後と同じで、監督から少し話があってその後は普通だった」と言い、次戦に向けて「みんな見てる先、目標っていうものはまだまだ先にあるので。これに満足せずに、僕はもちろん満足なんてできる結果ではなかったので、しっかりまた明日からやって次の戦いに挑みたいと思います」と誓っていた。

続きを表示

この記事のフォト

2020年10月1日のニュース