尽誠学園、智弁和歌山に快勝 13安打8得点 3投手の盤石リレー

[ 2020年8月17日 14:40 ]

2020年甲子園交流試合   尽誠学園8―1智弁和歌山 ( 2020年8月17日    甲子園 )

<尽誠学園・智弁和歌山>2回1死満塁、尽誠学園・菊地は3点適時二塁打を放つ (撮影・後藤 大輝)
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 新型コロナウイルスの影響で中止となった今春センバツに出場予定だった32チームによる「2020年甲子園高校野球交流試合」最終日は17日、甲子園球場で行われた。第2試合は、尽誠学園(香川)が13安打の猛攻を見せ、8―1で智弁和歌山(和歌山)に快勝した。

 尽誠学園は1点を追う初回に4番・仲村(3年)の右翼線適時二塁打で同点。1―1で迎えた2回には、先頭の6番・村上(3年)から連打と死球で1死満塁とすると、主将を務める1番・菊地(3年)が走者一掃となる中越え3点適時を放ち、勝ち越しに成功した。さらに、2番・井脇(3年)と3番・福井(3年)の連打で2点を追加。打者9人の猛攻で一気に突き放した。

 4回には7番・川崎(3年)の適時打などで2得点。この日、仲村が2安打2打点、川崎が3安打1打点の活躍を見せるなど、チームは計13安打と勢いが止まらなかった。

 投げては先発左腕・村上(3年)が7回1失点の好投。130キロ台中盤の直球にキレのある変化球を組み合わせ、走者を出しても最少失点で抑えた。8回は谷口(2年)、最後は仲村がマウンドへ上がり締めくくった。

 一方の智弁和歌山は初回に先制するも2回以降は無得点。先発の大林(3年)が2回途中6失点で降板するなどリズムを作ることができなかった。

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