いつかライオンズに…元西武・長田秀一郎氏 全力投球で中学球児に夏の思い出プレゼント

[ 2020年8月17日 20:10 ]

中学生と対決する西武・長田氏(球団提供)
Photo By 提供写真

 現役引退から約3年の長田秀一郎氏(40、現・西武ライオンズアカデミーコーチ)は、7月中旬から肩を慣らし続けてきた。

 きょう17日は、毎年西武が主催する「ライオンズカップ2020」当日。例年であればトーナメント方式で優勝チームが決まるが、今年は新型コロナウイルス感染拡大のため出場チームを埼玉県内に絞り、各チーム1試合限定の開催となった。

 その中で「何とか子どもたちに“今日という日”を思い出に残してもらえないか?」と主催団体が話し合い、西武ライオンズアカデミーコーチと参加チームの代表選手よる“1打席真剣勝負”が実現した。

 今大会には、リトルシニア、ポニー、ヤング、ボーイズの4団体の代表12チームが参加。中学生相手に登板した長田氏は「変化球を混ぜないと抑えられないですから(笑)」と得意のスライダーの解禁予告も行っていた。

 対戦相手は計6チームの代表選手。直球の最速は「130キロに届かないくらい」で、スライダーやカーブを交えた。左安、右中間三塁打、中安、三振、三振、左安打と打ち返され「(みんな)いいスイングができていた」と脱帽したが会場は盛り上がった。

 メットライフドームを使用できるのはこの1日だけで、各チーム1試合限定、4イニングス制で実施することが決定。さらには“最後の夏”を楽しんでもらうため各チームには「極力3年生中心のスタメンを組んでいただきたい」という“異例”のお願いをした。

 そんなライオンズカップの大きな特徴は“出場チームの選定”にある。各地区を勝ち抜いてきたチームが出場するわけではなく、その選考基準の1つに「地域貢献活動を率先して行っている」とある。多くのチームにプロのスタジアムでプレーしてもらいたい、という想いから2年連続で同一チームが選ばれることはない。

 きょうは241人の選手たちが、これまでのチームメイトとともに過ごした時間をかみしめるようにメットライフドームを走り回っていた。

 1打席、1回限りの出番の選手もいたが、「今後も野球を楽しく長く続けて欲しいですし、参加する選手の中からライオンズで活躍する選手が出る事を願っています」と長田氏は目を細めた。

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2020年8月17日のニュース