吉田麻也 W杯のターニングポイントは“川島の金言” スペイン戦前に「永嗣くんからひと言言ってほしい」

[ 2022年12月29日 22:50 ]

日本代表DF吉田麻也
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 サッカーFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会で日本代表主将を務めたDF吉田麻也(34=シャルケ)が、29日放送のTBS系「この歌詞が刺さった!グッとフレーズ~私を支えた歌詞SP2022~」にVTR出演。日本代表で自身を支えてくれた2人のベテランについて語る場面があった。

 W杯グループリーグ第2戦でコスタリカと対戦した際に、自身のミスから失点し批判された吉田。18年のロシアW杯では、同じように日本代表GK川島永嗣(39=ストラスブール)がセネガルとの1次リーグ第2戦でのミスにより批判されていた。「ああいうメンタリティーの選手なので、逃げも隠れもしないし、いつもと同じように準備をして行ったんですね」と当時の状況を振り返り、「僕はそれを見ていて、今の選手たちも同じような状況になっている時に“永嗣くんからひと言言ってほしい”と言って」と、スペイン戦を前に窮地に陥ったチームへの鼓舞をお願いしたという。すると川島は「この時間はもう返ってこないと。ミスしたことは返ってこないけれど、次のことはこれからしか変えられないから。それは自分たちに懸かっているし、W杯は一回しかない。全てを出し切らないといけない」と話したという。これを受け、吉田はスペイン戦へ向けて「ここで立ち上がって逃げずに闘わなくちゃいけないという気持ちになりました。そこはターニングポイントになったと思います」と語った。

 さらに日本代表DF長友佑都(36=FC東京)について「長友さんは、痩せこけていく髪にムチ打って赤くしてくれてありがたいです」と髪を染めたことに言及。「体のケアとかリラックスに時間を使った方が絶対いいんですから。そこでチームをもう一個押し上げたいという気持ちで熱量を僕たちに分けてくれて、貴重なキャラですよ。なかなか出てこないと思いますね」と長友がチームの雰囲気をつくったことに感謝した。

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2022年12月29日のニュース