キンプリ「ichiban」紅白仕様 5人で最後の大舞台 特別演出でファンに感謝伝える

[ 2022年12月29日 05:00 ]

<第73回NHK紅白歌合戦リハーサル>フォトセッションに臨むKing & Princeの(左から)神宮寺勇太、永瀬廉、平野紫耀、高橋海人、岸優太(撮影・尾崎 有希)
Photo By スポニチ

 大みそかの「第73回NHK紅白歌合戦」(後7・20)のリハーサルが28日、東京・渋谷のNHKホールで始まった。King&Princeは11月、平野紫耀(25)岸優太(27)神宮寺勇太(25)が来年グループから脱退し、ジャニーズ事務所を退所すると発表。今回が5人で最後の紅白となる。

 5人としてはラストの紅白となるKing&Prince。3人が脱退発表後、報道陣の前に5人で登場するのはこの日が初めてだったが、平野や岸の天然ボケ発言に永瀬がツッコみを入れるなど終始和やかな雰囲気だった。

 披露するのは今年発売のアルバム「Made in」のリード曲「ichiban」。紅白仕様の構成を用意しており、ファンに感謝のサプライズプレゼントを届ける。

 ジャニーズがアルバム収録曲を歌唱するのは極めて異例のことで、平野は「僕らも予想していなかった曲」と明かす。それでも「曲に込めた思いは強い」と力を込めた。

 この日報道陣に公開されたのは一部分のみで、演出はベールに包まれている。永瀬は「(振り付けの)RIEHATAさんと相談して、最後の部分など構成を変えている。今まで見たことのない新しい『ichiban』が見どころの一つ」と期待感を抱かせた。

 今年はデビュー当時から掲げていたドーム公演を行い、アリーナツアーも実施。高橋は「ライブを2回して、『ichiban』をきっかけに、自分たちの力を発揮できる曲とも出合えた」と充実感。平野は「いろんなステージを(ファンに)見てもらった。それにかける時間が長く、毎公演終わるたびに寂しくなった」と複雑な心境も垣間みせた。

 今年はシングル「ツキヨミ/彩り」がグループ初のミリオンセールスを記録。岸は「たくさんの方のおかげでミリオンが獲れた」と感謝し“ラストステージ”に向けて「この紅白を通して思いっきりパフォーマンスをして、たくさんの方に恩返ししたい」。大きな一歩を踏み出す来年に向けて、平野は「迫力のあるパフォーマンスをして、いい年越しにしたい」と語気を強めた。

 ≪今年の漢字は…?≫今年の漢字一文字を聞かれ神宮寺は「毛」と回答。「自分事ですが、髪の毛を伸ばさせてもらった。そして今年新たに眉毛サロンに行き始めた」と明かし「黄金の眉毛です。ラインをしっかり見ていただければ」とアピールした。高橋は「潜」を挙げ「ダイビングの免許を取って、初めていろんな海に入った」と振り返り。「あとは昨日、ベッドに潜ったんですけど、ワクワクしすぎて全然眠れなかった」とリハーサル前日の様子を語った。 

続きを表示

2022年12月29日のニュース