【紅白リハ】郷ひろみ 50周年の締めくくりに「時代を象徴するような」メドレー CM共演の3ヒロも参加

[ 2022年12月29日 16:04 ]

<第73回NHK紅白歌合戦リハーサル>フォトセッションに臨む郷ひろみ(撮影・小海途 良幹)
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 大みそかの「第73回NHK紅白歌合戦」(後7・20)のリハーサル2日目が29日、東京・渋谷のNHKホールで行われ、郷ひろみ(67)が50周年イヤーを締めくくる熱唱を誓った。

 26日には東京・日本武道館で50周年記念公演を開催。「お嫁サンバ」や「よろしく哀愁」、「2億4千万の瞳―エキゾチック・ジャパン―」など、年数に合わせた50曲をパワフルに歌い切り、健在ぶりを力強くアピールした。

 そんな記念の1年を締めるステージを前に、郷は「あっという間に12月31日になってきて、今年もこれで締めくくれると思えること自体がありがたいなと思っています。今年は4曲のメドレーかな。精いっぱい歌わせていただきます」と意気込み。白組最多35回目の出場となるが、「(心境は)毎年違う。もちろん歌う曲も違うし、自分の心理を考えても毎回ステージも違うし、緊張感もあって、今日も客席から自分がここで歌うんだなというのを見てたんですけど、素晴らしい施設だなと思って感動して見てた。僕がパフォーマンスするということで、いろんな方が力を貸してくれる。ありがたいと思う。毎年出させてもらっても、自分では全然違うんだなと毎回臨んでいます」とかみ締めた。

 今回は「GO!GO!50周年!!SPメドレー」として50周年を彩る華やかなパフォーマンスを披露。リハーサルは非公開だったが、「気がつけば50年で、特に気合が入っているスペシャルメドレーになると思う」と自信を見せた郷。「あっという間にきっと終わってしまうんでしょうね、メドレーだけに。逆に1曲1曲大事に歌いたいという思いと、僕は昭和、平成、令和と駆け抜けてきて、その時代を象徴するような歌をお送りする。自分で歌っていた思うのは、僕の中では1曲1曲が残るなあという、印象。テレビ見ている方に感謝したい」とした。

 CMでも共演している「3時のヒロイン」をはじめ、お笑い芸人やものまね芸人も参加し、ステージを盛り上げる。「実は多くの方たちに出ていただく。その中でも、3時のヒロインのお2人は圧倒的な存在感があると思う。僕も負けないくらいの存在感で臨まなければ」と気合十分。視聴者がデータ放送でじゃんけん企画にも参加できるという企画も用意されており、「楽しみにしててください。多くの方たちに参加していただけるように、テレビをご覧の皆さん、リモコンを片手持って、本番を楽しみにしてください、ゴゴゴー!」と呼びかけた。

 73回目となる今年の紅白の司会は大泉洋、橋本環奈、「嵐」櫻井翔、同局の桑子真帆アナウンサーの4人が務める。昨年同様に紅組、白組などの区別を付けず「司会」の肩書で統一する。大泉は3年連続、橋本は初の大役となる。櫻井は嵐で5度経験し、個人でも2019年以来3度。桑子アナも2年ぶり4度目となる。

 ゲスト審査員は「嵐」の松本潤、プロフィギュアスケーターの羽生結弦さん、プロ野球ヤクルトの村上宗隆内野手、サッカー日本代表の森保一監督、女優の芦田愛菜、黒柳徹子、福原遥、歌舞伎俳優の坂東彌十郎、アーティストの西村宏堂、新国立劇場舞踊芸術監督の吉田都氏が務める。テーマは「LOVE&PEACE―みんなでシェア!―」。今年は2年ぶりに改修工事を終えたNHKホールで開催。有観客でNHKホールで行うのは、19年以来となる。

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2022年12月29日のニュース