ryuchell 葛藤に苦しんだ日々過ごし…「人の痛みや弱みが分かる分、ハグできるタレントに」

[ 2022年12月29日 20:10 ]

タレントのryuchell
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 タレントのryuchell(りゅうちぇる=27)が29日、自身のYouTubeチャンネルを更新し、「私が芸能を続ける理由」について語った。

 ryuchellは「今年色々な発表もさせていただいて、でもその中でやっぱり自分の自信が本当になくなる瞬間が多々あったんですね。自分って何のためにいるんだろう、何のために芸能人をしているんだろう、何を届けられるんだろうか、そういうことをすごく考える日々が、今年は特に多かったと思います」と話し、様々な意見に「この人は心無い言葉を、八つ当たりで言ってきている言葉だなと思える日もあれば、目だけで通さず心にも通してしまって、本当に全部を受け入れてしまって、病んでしまう夜も正直あったんです」と葛藤があったことを吐露。

 その上で「ただ、それこそ私が人前に出て、何がいいんだろう、何を届けられるんだろう?と考えたときに、すごくアバウトかもしれないけど…正直私、生き方が上手じゃないんですね。皆様も分かると思います。数年前までは、若いのに夢を叶えて偉いね、すごいねとか、若いのに幸せをつかんで偉いねとか、いっぱい、いっぱい言われてきました。そう見せていたんでしょうね。見えていたんだと思います。でも、きっと私にその幸せって似合わなかったのかもしれなくて。若者の代表とかって言われたこともあったんですね。本当にずっとおこがましかったし、そんなことないと思っていて」と、“本当の自分”とのギャップに苦しんでいたとした。

 さらに「だけど、イチ人間として弱い自分、幼い自分というものを表現というか、見せた…はみ出てしまった。今年はそんな年であって、ほっとしたというか、そういう気持ちにもなったりもしました。そんな中で皆を引っ張ることはできないかもしれないけど、人の痛みや弱みが分かる分、みんなを抱きしめてあげる、ハグできるタレントにはなれるかなって思ったんです」と目指すところを告白。

 また、連日のようにSNSで、メークやネイルをした自身の姿を投稿することに批判もあるとしながらも、逆にその姿に勇気づけられるという声もあると明かし「やっぱり頑張ろうと思っちゃうんですよね。なので、そういう意味合いもあって投稿しているんですよね。表現だけじゃなく、これからも体現してくと思います」と前を向いた。

 ryuchellは今年の8月にタレントのpeco(ぺこ=27)と離婚。2人の間には4歳の長男がいるが、法的な夫婦関係を解消し「人生のパートナー」として暮らしていくことを報告した。

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2022年12月29日のニュース