加山雄三 元気いっぱい85歳「踊ろうか?」 注目ラスト歌唱「一生懸命やります」

[ 2022年12月29日 05:00 ]

第73回NHK紅白歌合戦 リハーサル ( 2022年12月28日 )

<第73回NHK紅白歌合戦リハーサル>リハーサルに臨む加山雄三(NHK提供)
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 年内でのコンサート活動引退を表明し、紅白の舞台が歌手としてラスト歌唱となる加山雄三(85)。意気込みを問われると「今から緊張して困ってるよ。助けて!」とおどけ、笑いを誘った。

 85歳での出場は、紅白史上最高齢。しかし来年90歳を迎える現役の米シンガー・ソングライター、ウィリー・ネルソンを例に挙げ「上には上がいる」と謙虚に語る。それでも「こんな年を取って、ひのき舞台に立てるなんて日本では他にいないでしょ?こんなチャンスめったにないので、一生懸命やります」と力を込めた。

 本番は愛する海への思いを込めた代表曲「海 その愛」を披露。リハーサルではスモークを使い、大海原を表現するかのような壮大な演出で歌い上げた。約8分の会見で終わりを告げられると「え?もう終わり?踊ろうか?」と元気いっぱいに会場を後にした。コンサートから引退しても「音楽は生涯の親友」。音楽活動は継続する。

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