【紅白リハ】村上信五、大河オファー来ず「どうなってんねん？」　主人公・松本潤に直談判の答えは

＜第73回NHK紅白歌合戦リハーサル＞フォトセッションに臨む関ジャニ∞の（左から）安田章大、横山裕、大倉忠義、丸山隆平、村上信五（撮影・小海途　良幹）
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　大みそかの「第73回NHK紅白歌合戦」（後7・20）のリハーサル2日目が29日、東京・渋谷のNHKホールで行われ、「関ジャニ∞」村上信五（40）が来年の大河ドラマ「どうする家康」への飽くなき思いを激白した。

　「嵐」の松本潤が徳川家康役で出演する、来年の大河。昨年の紅白の囲み取材で、村上は「松本潤の大河にねじ込んでもらおうかな」と、大河出演に色気を見せていた。

　1年がたったこの日の囲みでは「潤につい先週、会う機会があって、“どうなってんねん？オファーいただいてないけど”と。言うてるよ？去年の年末から言うてるよ？もう撮り始めてるということで、“どうなっとるん？”“察してくれ”と言われた」とやりとりを明かし、会場を爆笑に包んだ。

　再びアピールする大チャンスが、大みそかの本番だ。ゲスト審査員席には、松本がいる。村上は「俺はいいんですけど、NHKサイドがすごい嫌がる。僕はいいですけどね。裏オファーでねじ込ませていただきますので。まだ夏以降でワンチャンあれば」。直訴には消極的だが、出演をあきらめていない様子だった。

　大河だけではなく、村上の野望は広がりを見せていた。「朝ドラの方もありますから。周りのパイプはめちゃめちゃ太いんですけどね」。放送中の連続テレビ小説「舞いあがれ！」には、横山裕が福原遥演じるヒロインの兄役で出演中。「横山さんにはまだ言ってませんけどね」と言いつつも、朝ドラにも興味津々の様子だった。

　そんな村上の気持ちを察してか、横山は先手を打っていた様子。「一応言うたんですよ。“村上さんが出たがっている”とプロデューサーの方に伝えたんですよ。でも、めちゃくちゃ苦笑いしてましたよ」とぶっちゃけ、村上をがく然とさせていた。

　紅白司会もまだ遠い夢。「だから大河や朝ドラお願いしてるんやないですか？」。村上が切実な思いを口にするたび、会場は笑いにつつまれていた。

　73回目を迎える今年の紅白は、改修工事を終えたNHKホールで2年ぶりに開催。同所での有観客での開催は、3年ぶりとなる。司会は大泉洋（3年連続）と橋本環奈（初）桑子真帆アナウンサー（2年ぶり4度目）。スペシャルナビゲーターとして「嵐」の櫻井翔も参加する。

　ゲスト審査員は「嵐」松本潤、プロフィギュアスケーター羽生結弦さん、プロ野球ヤクルト村上宗隆内野手、サッカー日本代表森保一監督、女優・芦田愛菜、黒柳徹子、福原遥、歌舞伎俳優・坂東彌十郎、アーティスト西村宏堂、新国立劇場舞踊芸術監督の吉田都氏が務める。テーマは「LOVE＆PEACE―みんなでシェア！―」。