ヒロミ 旧統一教会問題、韓国に渡った日本人女性に「信じちゃってる人に気付かせるって凄く大変」

[ 2022年12月29日 09:12 ]

ヒロミ
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 タレントのヒロミ(57)が29日放送の日本テレビ系「スッキリ」(月~金曜前8・00)に出演。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)問題についてコメントした。

 番組では、教団の合同結婚式などで韓国に渡り、帰国したくてもできない日本人女性について、韓国からのリポートや被害女性のインタビューなどを交えて伝えた。心理学者や弁護士らでつくる「日本脱カルト協会」によると、韓国に渡った日本人女性約1万3000人のうち、約7000人が今も韓国に残っている。信仰を捨てても貧困やドメスティックバイオレンス(DV)を理由に帰国できない事例も多いという。

 ヒロミは「信じちゃうとやっぱ、僕らが今聞いてると“いやいや、そんなことないないない、そんなことないよ”って思えるようなことを、“旦那さんが暴力を振るう”って言ったら、“それはあなたに罪があるんだ”とか言うのを、僕らは“そんなことあるわけないじゃん”と思ったりするのを、もう反対側から見たら“その通りだ。私が悪いんだ”ってなっちゃうっていう」と指摘

 。そして、「陰謀説みたいなのをよく言う人って、どんだけ説明しても“いやいやいや、そこはだまされてんのよ”って全然説明がつかないじゃない」と言い、「だから信じちゃってる人に“違うんですよ”って説明するは難しいんだなっていうのを。で、教祖が亡くなった時に“あっ、普通の人間だったんだ”って、そういうことで気付くとかね。気付かせるって凄く大変なんでしょうね」と自身の考えを話した。これについて、MCの加藤浩次は「気付いてる人もいる人もいるんだけれども帰れない。さらには気付いてない方も多いということなんでしょうね」と返した。

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2022年12月29日のニュース