コスタリカに敗戦後、吉田麻也を奮い立たせた曲は…「僕らは震えながらでも昇っていかないとな」

[ 2022年12月29日 19:50 ]

日本代表DF吉田麻也
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 サッカーFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会で日本代表主将を務めたDF吉田麻也(34=シャルケ)が、29日放送のTBS系「この歌詞が刺さった!グッとフレーズ~私を支えた歌詞SP2022~」にVTR出演。W杯1次リーグでコスタリカに敗戦後、自身を勇気づけてくれた曲について語った。

 「サプライズを起こそう」と臨んだグループリーグ初戦のドイツ戦で逆転勝利。ロッカールームやジムも活気にあふれたが「たった3日で窮地に追い込まれた」と振り返った吉田。第2戦のコスタリカ戦では自身のミスも絡み痛恨の黒星。「これだけやってきたことが、たった1試合のワンプレーで否定されるという恐怖があった」という。

 そんな状況の中「ジムで流れていた」曲が、中島みゆきの「ファイト!」だった。「選手がBluetoothをつないで流していた」この曲は「ここで負けたら終わってしまうという状況の中で、歌詞がスッと頭に残って自分を奮い立たせてくれた」という。

 “ファイト!闘う君の唄を闘わない奴等が笑うだろう…”という歌詞が流れる中でストレッチをしていて、「僕やチームの状況は“闘っているけれど、あざ笑われている、返されたはずの手のひらをまた返されている”状態で。僕らはここから震えながらでも昇っていかないとな、と思った」と曲から勇気をもらったことを明かした。

 「誰がこの曲かけていたんですかね?」と加藤浩次(53)が質問すると「多分ですけれど、町野(修斗)とか若い選手が(音楽をかける役を)担っているはずなんですよ。今のこの感じに必要って思ったのかもしれないですね」と当時の状況を振り返った。

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