マンボウやしろ氏 三笘の1ミリ巡るVAR否定派に疑問「そうならないように入れているのに」

[ 2022年12月11日 16:52 ]

マンボウやしろ氏
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 元お笑いタレントで演出家、脚本家のマンボウやしろ氏(46)が11日、ABEMA「ABEMA的ニュースショー」(日曜正午)に生出演し、サッカーFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会で話題になった日本代表MF三笘薫の“三笘の1ミリ”についてコメントした。

 1次リーグE組のスペイン戦で、1―1の後半6分に三笘が左サイトから折り返し、MF田中碧の勝ち越しゴールをアシスト。あきらめずに走り込み、エンドラインぎりぎりで足を伸ばした三笘のプレーは、“三笘の1ミリ”と称賛を浴びた。試合ではビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の映像で、ボールが線上に残っていることが証明され、得点が認められた。ボールが残っていたのは、1・88ミリだったとの報道もある。

 かつては66年大会決勝のイングランドのゴールをめぐる判定など、得点に絡むシーンで数々の賛否分かれる判定が起きていたW杯。“三笘の1ミリ”がVARによる厳密な判定で認められたことには、さまざまな意見が上がっている。やしろ氏は「このVARになって、より厳密に分かるようになったのに、このプレーに関してネットニュースだと、ヨーロッパの国とかで“これはさすがにやりすぎなんじゃないか?もっとあいまいでいいんじゃないか?”って。そうならないように、このシステムを入れているのに」と、首をかしげた。

 サッカー経験者でもあるやしろ氏は、「出てる、感覚的にはという」と、かつての感覚ではエンドを割ったと判定されても仕方ない状況だったという。「それをもめないように(導入されたもの)なので。すごいサッカーの時代だなと思いますけど。1・8ミリで認められると。とてもすてきなことだなと思います」と称賛していた。

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2022年12月11日のニュース