渡辺徹さん襲った敗血症とは? 最後まで愛され続けて天国へ

[ 2022年12月11日 08:30 ]

渡辺徹さん
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 【芸能 覆面座談会】サッカーW杯カタール大会で日本代表が強豪のドイツ、スペインを撃破。歴史的勝利に沸いたピッチ外には、芸能界を彩る女性たちの姿もありました。いつものメンバーが気になる話題を深掘りします。

 リポーター 俳優の渡辺徹さんが11月28日、敗血症のため61歳で亡くなった。あまりにも早すぎるよ。

 本紙デスク 81年に「太陽にほえろ!」で俳優デビュー。ラガー刑事として人気を博し、82年には歌手としても活躍。柔和なキャラクターで、バラエティーや情報番組の司会としても親しまれた。

 ワイドデスク 渡辺さんは11月20日に発熱や腹痛などの症状を訴え、都内の病院を受診。細菌性胃腸炎と診断されてそのまま入院したけど、その後に敗血症と診断。加療も回復にいたらず、最期は妻で女優の榊原郁恵ら家族にみとられたようだね。

 週刊誌記者 入院前日まで元気な姿を見せていたのに、入院からわずか8日で亡くなったというのは驚きだった。敗血症ってどういう病気なの?

 本紙デスク 感染症などで体内に侵入した細菌やウイルスが血液中で急激に増加して起こるもので、臓器の炎症や機能低下を起こす。高齢者や乳幼児、基礎疾患がある人は免疫力が低いため、重症化するリスクが高いみたいだね。

 週刊誌記者 渡辺さんはマヨネーズが大好きで、若い頃は1日に6000キロカロリーを取るほどの大食漢。30歳で糖尿病を患っていたし、16年からは人工透析。そのほかにも、さまざまな病と闘ってきた。そういったことも関係しているのかな。

 ワイドデスク 約30年にわたって糖尿病を患い、人工透析もしていたということだから、免疫力は相当落ちている。入院から8日というのは、よく頑張ったほうだと言う医師もいたよ。

 リポーター 妻の榊原とはおしどり夫婦で有名。渡辺さんのために食事管理を徹底していただけに、今回のことはかなりショックだろうね。

 週刊誌デスク 急なことで、憔悴(しょうすい)した様子だったと聞く。それでも気丈に葬儀に関する準備を進めたみたいだし、長男で俳優の裕太と臨んだ会見は見事だった。

 本紙デスク 家族葬を終えて、荼毘(だび)に付された後の会見。喪服姿だったけど、涙を一切見せず、気丈に笑みも見せていた。

 ワイドデスク 明るい性格だった渡辺さんに思いをはせるような会見だったね。棺の中には「もう制限しなくていいから」という理由で、山盛りのご飯を入れたエピソードを明かした時は、会場も和やかな空気に包まれたよ。

 リポーター 最後は渡辺さんの大ヒット曲「約束」が会場に流れた。裕太の意向だったみたいだけど、こんなに温かい会見になるとは。それだけ、渡辺さんが愛されていたということだね。

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2022年12月11日のニュース