吉田麻也　三笘の“今後”の飛躍「研究されてもなお崩せるかどうか」「1番削られるポジションなので」

日本代表DF吉田麻也
Photo By スポニチ

　サッカー日本代表主将のDF吉田麻也（34＝シャルケ）が10日放送の日本テレビ「Going!Sports&News」（毎週土・日曜後11時55分）に出演し、MF三笘薫（25＝ブライトン）の“今後”について語った。

　吉田は、三笘のストロングポイントとして「タイミング」を挙げ、「ディフェンスしていると、すごく難しい。タイミングの外し方が素晴らしい。相手の重心をずらしたり、逆をついたりする動きが上手なので、スペースがある中で彼を止めるのは難しい。緩急もそうだし、ちょっと相手の体を揺さぶるというのもある」と指摘。さらに「もちろん速いは速いんですけど、（速くても止められる選手はいるが）分かっていても止められない選手」と話した。

　また、リバプールなどビッグクラブへの移籍の可能性が報じられていることについては「欧州からすると（三笘は）今は出てきたばっかりで情報が少ないんですけど、これからこういう結果を出していけば、どんどん研究されるんで、研究されてもなお崩せるかどうかと、このポジションは1番削られるポジションなので。プレミアリーグは特に厳しいリーグなので、そこでケガをせずにシーズンしっかり戦い抜けるかどうかっていうのも大事になってくると思う」と言い、「三笘だけじゃなくて堂安もそうですけど、みんな大きなチームに行ってくれることを願っています」と話した。