“スローコンビ”多数!激戦必至 M-1決勝で栄冠は誰の手に?

[ 2022年12月11日 08:15 ]

M―1グランプリ決勝進出者
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 【芸能 覆面座談会】サッカーW杯カタール大会で日本代表が強豪のドイツ、スペインを撃破。歴史的勝利に沸いたピッチ外には、芸能界を彩る女性たちの姿もありました。いつものメンバーが気になる話題を深掘りします。

 本紙デスク 年末の風物詩、M―1グランプリの決勝メンバーも男性ブランコ、ロングコートダディ、ダイヤモンド、真空ジェシカらに決まったね。例年より激戦ムードをヒシヒシと感じる。18日の放送が楽しみだよ。

 週刊誌記者 芸人らの下馬評では、爆笑問題が所属する「タイタン」のウエストランドが仕上がっていると聞いたよ。あまりメジャーなコンビがいないのも今回の特徴だね。

 ワイドデスク テレビ的に言うと、名前を知られていなくても十分に視聴率が取れるということだろう。漫才師の層が厚くなってお笑いが世間に認められた証拠。一度、大会を休止した時は出場条件がコンビ結成10年以内で、才能あるコンビが少なくなったことも一因だった。それと比べると、今は実力伯仲でファイナリストを選ぶだけで大変だ。

 本紙デスク お笑い関連の放送作家に聞いたら、M―1の競技化が凄いと言っていた。テンポの速いコンビだと4分間のネタで31個から32個のボケを盛り込むとか。8・6秒に1回笑わせるペースらしい。

 週刊誌記者 「ラッスンゴレライ」で一斉風靡(ふうび)した8・6秒バズーカーを思い出したよ(笑い)。そのペースでやるには相当な練習が必要。それが透けて見えると笑えなくなるし、難しいね。今回はスローテンポのコンビが多いけど、どうなるんだろう。

 リポーター カベポスターを優勝候補に推すよ。ABCお笑いグランプリで優勝した時は、ほかのコンビより頭2つくらい抜けていた。言葉のチョイスとセンスがいい。

 週刊誌記者 芸人らの間では、さや香を推す声も多い。スローテンポが多い中で、スピード感がある。2005年のブラックマヨネーズや07年のサンドウィッチマン、19年のミルクボーイじゃないけど実力が世間的にバレていないのも強みだ。敗者復活組からもハイテンポなコンビが勝ち上がれば一気に空気を変えるかもしれないね。

 リポーター 01年の第1回から取材しているけど、なんばグランド花月にある予選会場のスタジオは薄暗くて地下闘技場のようだった。客席には出番を終えた出演者が座って、皆ライバルだから誰も笑おうとしない。どんよりした空気で、本当に漫才師のコンテストかと思ったのを思い出すよ。

 本紙デスク 確かにM―1がここまでの大会になるとは隔世の感だよ。審査員もそろそろ発表になるみたいだけど、点数の付け方次第では批判にさらされるから、こちらも大変。点数に影響が出ると良くないので、CM中に隣の審査員と会話をしないという人もいたよ。出演者も審査員も真剣だからこそ盛り上がるんだよ。

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2022年12月11日のニュース