【アニ漫研究部】W杯佳境 今読みたいサッカー漫画とは…
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人気の漫画やアニメを掘り下げる「アニ漫研究部」。今回は連日熱い試合が繰り広げられるサッカーW杯に触発された「アニ漫」メンバーが座談会形式で「今読みたいサッカー漫画」について語り合いました。
スポニチ本紙デスク サッカーW杯、4強が出そろったね。日本代表も、W杯8強の壁は破れなかったけど、文句なしに拍手を送りたい健闘だった。クロアチアにPK戦で敗れたのは、残念だけど仕方ない。クロアチアはブラジル戦もPK戦で下しての4強入りだからね。
本紙スポーツ記者 PK戦といえば、日本代表が“立候補制”だったことにいろんな声が上がってるけど、ビッグコミックスペリオール(小学館)で大武ユキ氏が連載中の「フットボールネーション」でPK戦の練習を描いていたと話題になっている。
漫画編集者 劇中のチーム「東京クルセイド」はサドンデスの順番まで決めて練習してた。録音したスタンドの歓声まで流すなど徹底し、失敗したキッカーの迎えた方まで言及していた。筋肉の使い方や股関節の重要性など独自の視点が話題になりがちだけど、もちろんプレー描写も緻密で、サッカーの理解を深める一助になる漫画ですよ。
本紙デスク 今回「W杯8強の壁」と言われたけど、日本が初めて本大会に出たのは1998年。それまでは本大会出場が壁だった。そう考えると、1981年連載開始の「キャプテン翼」はやはり凄い。本大会にも出てない時代に、翼くんに「W杯優勝が夢」と言わせてたんだから。まだJリーグもない時代に。
アニメライター 「キャプ翼」は、スポーツが野球1強に近い時代に、少年たちをサッカーに引き込む魅力があった。どこか悲壮なスポ根的価値観とは違う、スポーツを楽しむ空気があった。もちろん勝ちへのこだわりを前提とした上で。
漫画編集者 改めて読むと、高橋陽一氏はコマ割りなど、かなり挑戦的なことをしている。スピード感やプレーの格好良さなどを漫画にうまく落とし込んでいる。先生自身は野球少年で、実は当初サッカーに詳しくなかったというけど、それだけに発想が自由で、少年たちにサッカーの魅力を広めたんじゃないか。
スポーツ記者 国内外のプロ選手にもファン多いですからね。「キャプ翼」が日本サッカーの発展に大きく貢献したと言ってる指導者もいますよ。
アニメライター 作品人気は世界的で、海外メディアがGK権田選手を「キャプ翼」の最強GK若林源三に例えて称えてた。三笘選手と田中選手が同じ小学校の同じチーム出身でプレーしてたから「キャプテン翼の翼くんと岬くん」とも言われたね。
漫画編集者 「キャプ翼」以前はサッカーって漫画にしにくかったようだ。「赤き血のイレブン」(1970)はヒットしたけど後が続かなかった。野球は投手と打者の1対1を基本に描けるけど、サッカーは広いピッチを俯瞰(ふかん)で見るのが一番いい。でも、それじゃ漫画的に迫力を欠く。キャプ翼は、ドリブル勝負による1対1の構図を多様したけど、これは当時“発明”的な視点だった。漫画的な見せ場を作ることに成功した。
本紙デスク 今大会は「ジャイアントキリング」の見出しが何度も踊ってるけど、モーニング(講談社)の「ジャイアントキリング」もシビれる。「弱い者が強い者に勝つこと」が大きなテーマだけど、強いチームと弱いチームの違いって何なのかと考えさせられる。
漫画編集者 監督が主人公だけど、選手はもちろんクラブのスタッフや記者、カメラマン、サポーターまで、サッカーに関わるあらゆる人が描かれてるのも面白い。モーニングという大人の読者が多い漫画誌だからできたと思うし、サッカーが国民に浸透したからこそ描けた漫画。
アニメライター でも、やっぱり根本にある選手へのリスペクトが凄い。監督が現役復帰チラつかせるエピソードは泣いた…
漫画編集者 日本のプロリーグが主な舞台だけど、本来リーグ戦より、負ければ終わりのトーナメントの方が漫画としては分かりやすくて描きやすいはず。そういう面でも、ここ30年ほどの日本サッカーの発展なしに描き得なかった漫画かも。日本代表の戦いも描かれるけど、地域に根ざしたチーム、選手があってこその代表チームという考えが根本にある。
スポーツ記者 その意味では「アオアシ」もサッカー文化の浸透を感じますね。主人公は、Jリーグのユースチーム所属。高校年代のサッカーといえば、高校選手権が花形の印象があるけど、高校の部活もプロの下部組織も含めた「U―18」がリーグ戦で戦う舞台があるって、少し前までは知らない人も多かった。
アニメライター 主人公はサイドバックというのも漫画やアニメでは珍しい。見る側のサッカー知識が上がったことで、いろんなことが描けるようになってる。日本代表がさらに強くなれば漫画もまた変わっていくんだろうね。
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