森山良子 歌手になったきっかけ「私、学校行かないで、歌を歌いたい」に家族が…母は「夢がありますから」

[ 2022年12月11日 15:30 ]

森山良子
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 歌手の森山良子(74)が10日深夜放送のテレビ東京「二軒目どうする?~ツマミのハナシ~」(土曜深夜0・55)にゲスト出演。歌手になるまでを振り返った。

 森山は音楽との出会いを聞かれると、「私の父がジャズのトランぺッターだったんです。とにかく一日中ジャズとかかかってて、それを父が聴いてたんですね一日中。まだテレビもない時代ですから」と回顧した。

 MCのお笑いコンビ「博多華丸・大吉」の博多大吉が「お母さまも音楽系の」と歌手であったと尋ねると、「そうらしいんです」と森山。自身もプロになってから知ったとし、それまでは「内緒にしてたんです」。それでも「普通にうちでみんなで歌を歌ったりね、“サーイレンナイ、ホーリナイ”って歌うと、めちゃくちゃいい声なんで、子供心にぼんやりと“きれいな声だなあ”って聞きほれていたいた感じなんです。恥ずかしかったみたいです」と明かした。

 「私は4つぐらいの頃から、本当にぼやーっとした、何にもできない女の子だったんです」としながらも「なんか歌歌うとね、みんなが褒めてくれるの。だからちっちゃい時から、私は歌い手になろうって思ってたんです」と告白。そのため、中学2年の時には家族に「私、学校行かないで、歌を歌いたい」と打ち明けたとした。

 すると「冗談じゃない。ちゃんと勉強しなさい」との言葉が。「そこから本格的に歌を、ボーカルを学ぶようになって、現在に至るっていう感じです」と振り返った。

 学校の成績は悪かったとし、母が学校に呼び出されて注意を受けたこともあるという。だが母は先生に「うちの良子には夢がありますから」と言い返していたと言い、森山は「ずうずうしいと思わない?出来の悪い娘がしかられてるのに」と苦笑した。大吉は「いやいや、時代考えたら凄いお母さんですね」と驚いていた。

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2022年12月11日のニュース