観月ありさ 大ヒットドラマの主役で「重圧に」悩んだ過去も、救ってくれた女優とは?「ありがたいなって」

[ 2022年12月11日 11:34 ]

観月ありさ
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 女優で歌手の観月ありさ(46)が10日放送のTBS「人生最高レストラン」(土曜後11・00)にゲスト出演。大ヒットドラマの主演を続けることに重圧を感じていた際に、相談にのってくれた女優を明かした。

 観月は4歳からモデルとして芸能活動を始め、15歳の初主演以来、30年連続で連ドラ主演を務める偉業を成し遂げ、昨年歌手としても30周年を迎えた。

 大ヒットドラマ「ナースのお仕事」(フジテレビ)について、「最初に始まったのが19歳の時なんです」と観月。「それまでの役柄って10代なのに凄く大人びた役が多かったんですよね」と、明るくドジな朝倉いずみ役は新たな一面だったとし、「今思えばダメでしょっていうのもいっぱいありましたけどね、注射器飛んじゃったりとか」と笑ってみせた。

 転機になったかと聞かれると、「凄く転機になりましたね」と明言。「20代ずっと違う役もやりながら『ナースのお仕事』続けていたわけですよね。そうすると、“このイメージをどこまで保っていけばいいんだろう”っていうことの重圧に悩まされるようになって。どうしても明るいドジっ子みたいなイメージが着いちゃうんで、しっかりした役ができないんじゃないかなとか」との悩みを明かし、「自分が“普段から朝倉いずみでいなくちゃいけないのか”みたいな、寄せていかないといけないのかな。悩んでても“笑って”って言われてワーッってテンションを上げないといけない。そういう時に悩んじゃったりして。“もうちょっと女優さんとして深みがある感じじゃないとダメなんじゃないかなあ”みたいな」と続けた。

 悩んでいたのは「26、7歳」の頃だったとし、そんな悩みを解決してくれたのは、同ドラマで共演してきた女優の松下由樹だったという。待ち時間に「ちょっとテンション低かったと思うんですよ。そしたら由樹さんが、“ありさちゃん大丈夫?、なんか最近、凄く悩んでるよね”。分かってくれてるんです」と声をかけてくれたとした。

 松下はさらに「そんなこと考えることないよ、一般の方はちゃんと分かってるから、観月ありさという人が好きだから朝倉いずが好きなんだよ。そうじゃなきゃ朝倉いずみはこんな評価されないわけだし、朝倉いずみを通してちゃんと観月ありさという人を見てくれて分かってるから大丈夫だよ」とアドバイスしてくれたという。

 観月は「それを聞いて“ああ、そうか。あたしがそこを気にすることじゃないんだなって。こういう役をもらえているんだから、代表作があってありがたいことなんだから、この役を最後まで全うするのが自分の役割なんだな”ってその時に」感じたとし、「女優同士ってあんまりお芝居のことを語り合うってないと思うんですけど、なんかそういうことをちゃんと語り合えるような、そういう関係が築けたっていうのは凄くありがたいなって思ってます」としみじみと話した。

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