観月ありさ 多忙だった10代「知らないことが多すぎる」18歳からやったこと「今から青春をしなおそう」

[ 2022年12月11日 12:13 ]

観月ありさ
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 女優で歌手の観月ありさ(46)が10日放送のTBS「人生最高レストラン」(土曜後11・00)にゲスト出演。18歳の頃、違和感を払拭するためにやったことを明かした。

 観月は4歳からモデルとして芸能活動を始め、15歳の初主演以来、30年連続で連ドラ主演を務める偉業を成し遂げ、昨年歌手としても30周年を迎えた。

 10代から女優、歌手として多忙な日々を送っていた観月だが、18歳の頃、ある違和感を覚えたという。「ちょっと自分の中で何かが欠落してるなって思うようになるんですよ。芸能界という閉ざされた世界にいるから、いろんなことがずれてきてないかなって不安になって。知らないことが多すぎるっていうのかな」。

 電車の乗り方などかと聞かれると、「そういうこともそうですし、あと金銭感覚とかもそうだし。本当にお金を使わないんですよ。出身が東京なので、実家暮らしだったんで、ご飯とかも外食しには行くけれども、仕事先の方が払ってくれたり」と説明。自身で行動を起こしたのかと問われると、「そうなんです。今から青春をしなおそう」と明かした。

 「10代の時に青春的な生活をしてないじゃないですか。同年代の子たちといろんなところに遊びに行ったりとか。修学旅行すらあんまり行けてないんで。運動会とかも出れないんですよ。他校の人たちが見に来ちゃうから。“運動会、来るの?来ないの?”って先生に言われるんですよ。来るんだったら警備員の人とかも呼ばないといけないとか大騒動になってくるんで」と当時の人気ぶりを回顧したが、結局何をしたのかと聞かれると、「一般の同年代のお友達をいっぱいつくった」と告白した。

 「友達を1人つくるじゃないですか、そうすると大学とかに行っている子とかだと“同級生呼んでいい?”ってなって、今度同級生を呼んでくれるでしょ。そうすると“うちの弟呼んでいい?”って弟が来るでしょ、弟がまた“同級生呼んでいい?”っていう。どんどんどんどん友達の輪が広がっていって、みんなでバーベキューやったりとか。みんなが行くような居酒屋に一緒に行って、飲んだりとか。一緒に旅行する時とかもツアーみたいなので行くんですよね」と説明した。

 旅先で気付かれ、騒ぎにならないかと聞かれると「なるんです。なるなか、普通にみんなとツアーで行く」と平然。「いやあもう、それはそれは楽しかったです」と振り返り、「一般の方たちの話を聞くと、知らない情報がいっぱい入ってくるんですよ」とうれしそうに語った。

 「地方から出てきて、1ルームでやってるとか。リアルな一人暮らしにびっくりしましたし、“大学の後輩と一緒に住んでるんだよね”とか。そういうのもちょっと驚きました。“恋人とかが来るときどうしてんの?”とか」と観月。「だんだん20代に入ってくると、結婚をして出産をしてとかっていう子も出てくるんで、そうすると役でそれこそ結婚してる役になってきたり、当時ってネットとかもないから、ちょっと調べることができないでしょう。だからネタを寄せ集めて、こういう感じか、って表現するっていう」と演技にも生かすことができたと語った。

 MCの「極楽とんぼ」加藤浩次は「その友達は大きいわ。観月さんが毎年主役を張ってる理由っていうのは」と感心した。

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2022年12月11日のニュース