明石家さんま 死亡説も流れた兄弟子の逮捕報道に驚き「生きてはったんか?」

[ 2022年5月29日 11:57 ]

明石家さんま
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 お笑いタレント明石家さんま(66)が、28日放送のMBSラジオ「ヤングタウン土曜日」(土曜後10・00)に出演し、兄弟子逮捕のニュースに驚きを口にした。

 知人から実際には開催しないイベントの資金の名目で現金200万円をだまし取ったとして、愛知県警は名古屋市の無職高橋平明容疑者を逮捕した。高橋容疑者は落語家として、笑福亭松之助さんに入門。「明石家小禄」「五所の家小禄」などの名で活動し、さんまの兄弟子として、ともに舞台に立ったこともあった。

 さんまは「マネジャーから“兄弟子の五所の家小禄さんという方が詐欺罪で捕まりました”って言われて」と報告を受けたことを明かした。しかし、ここでさんまには大きな謎が…。「20年前に死んではることになってるんですよ」。記憶では高橋容疑者の死亡記事が当時、新聞に掲載されていたと言い、マネジャーに「生きてはったんか?」と確認したことを明かした。

 死亡説の一方で、村上ショージからは生存のうわさを聞いたこともあったといい、情報は錯そう。「ショージが4、5年前に“生きてはるらしいですよ”と」。さんまは「生きてはったんやったら、師匠のお葬式に来てはるやろ?ということになったんですよ」と推理したが、真相は闇の中だったという。

 さんまは高橋容疑者のエピソードも披露した。先にブレークしたさんまに合わせ、松之助さんが高橋容疑者の高座名を「明石家ひらめ」にしようとしたという。しかし翌朝、高橋容疑者は師匠の前で土下座。「昨日、せっかくひらめという名前をいただいたんですけど、夜な夜な考えてみると、ひらめというのは海底に沈んで浮かんで来ない魚なので、芸人としては沈んだままになる恐れがあると思うので、ひらめはやめさせてもらいたいです」。高座名に難色を示したことで松之助さんの怒りを買ったそうで、さんまは「“勝手に名前付けい!”ってうちの師匠が怒って。師匠のところも後々、破門になるんですけどね」と振り返った。

 兄弟子逮捕のニュースに、さんまは「わけ分からん、すごい人生」とビックリ。事務所スタッフから報道陣の取材に注意するよう呼びかけられていたというが、「あまり出ないようにしたんですよ。兄弟子のことで突撃取材がいっぱい来るかも分かりませんから。だ~れも来なかった。窓を開けてずっと見てました」と笑わせていた。

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2022年5月29日のニュース