金井憧れアナ「葛藤は多かった」個性的な名前に悩み改名考えた過去 両親の覚悟知り涙…そして娘にも

[ 2022年5月29日 19:47 ]

金井憧れインスタグラム(@akogare.kanai)から

 フリーアナウンサーの金井憧れ(30)が29日放送のTBS系のバラエティー番組「今日もドッカ~ン!家族愛が爆発だ!GP」(後2・00)にVTR出演。両親が個性的な名前に込めた思いに、涙を見せる場面があった。

 「憧(あこが)れ」という送り仮名が付いた名前について「葛藤は多かった」と語る金井アナ。中学、高校時代は学校で「憧れっていう子が来た。あいつだ」などと指を差されることもあり、一時は本気で改名を考えるほど悩んだという。

 番組では、金井アナの父・辰樹さんに取材。辰樹さんは名付けの理由について「初めて聞いたときに伝わる名前がいいと思い、1つの単語にしようと思った。男の子だったら熟語で“人生”とか“宇宙”“世界”。でも女の子に二字熟語は硬いと、送り仮名付きの単語にしようと思ったんです。ひらがな1文字あった方が優しい感じで女の子っぽいかなと」と告白。他に「輝き」「厳か」「詳らか」なども候補として考えたが、「やっぱりこれは憧れだろうと。僕の心の中では一択になりました」と説明した。

 名前のために「つらい思いをさせてしまった」と娘を気遣いながらも「でも、変えない方がいい。一度聞いて覚えていただける名前であることは紛れもないわけで」と思っていたという辰樹さん。金井アナの母は今年3月に他界したが、辰樹さんは「この名前を授けた以上、母親として“憧れ”に名前負けしない娘に育てなくてはいけないんだという使命感を燃やしたんじゃないか」と妻の心中を想像。そして「名前にふさわしい人間に育っていくように努力をするのが親の務め。親として責任が生まれる瞬間が名前を付けた瞬間なのかもしれない」と語った。

 両親の“覚悟”を知った金井アナは「(母は)私以上に憧れという名前を背負って全力で駆け抜けて生きていた人なんだろうな。改めてありがとう…この名前を見つけてくれたお父さん、お母さん」と涙。自身は昨年に長女を出産し、やはり漢字とひらがなの組み合わせで名前を付けたという。「漢字とひらがなの組み合わせが日本人らしくてすごく好きで。ひらがなの柔らかい雰囲気が女の子だったら可愛らしいかなと」と理由を語り、改めて「もう、憧れという名前は大好きです」と晴れやかな笑顔を見せていた。

続きを表示

この記事のフォト

2022年5月29日のニュース