中畑清氏 2戦連続サヨナラ負けの新庄ビッグボスの行動を“絶賛”「長嶋監督はあれをやっていた」

[ 2022年5月29日 10:31 ]

中畑清氏
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 DeNA初代監督の中畑清氏(68)が29日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に出演。日本ハムが24、25日のヤクルト戦で2日連続でサヨナラ負けを喫したしたことに言及した。

 中畑氏は、プロ野球のコーナーで「これ取り上げてもらってないんですけど、ヤクルト戦のビッグボス、これを紹介して欲しかったなあ」と言い、「サヨナラゲームが2試合で負け試合なんですけど、負けた後に“よくやった”って手を叩いていたんですよ、ビッグボスが、負けた方が。サヨナラ本塁打で終わった後に手を叩いて“よくやった、お前たち”って」と話した。司会の関口宏が「なんでなの?」と聞くと、「それがビッグボスの野球なんですよ。お客さんが喜んでくれて、とにかく注目して観戦してスタンドが全員総立ちなんですよ。それで拍手を送っている球場は久しぶりに見んですよ」と説明した。

 そして「長嶋監督はあれをやっていたんですよね。負け試合で監督がロッカールームに入る時に“ねえ清、今日のお客さん満足しているだろ”ってね、負け試合にもかかわらずね、言ってくれた時とすごく似てるんですよ。あっぱれをやって下さいよ」と提案。関口の「そんなのにあっぱれあげちゃいますか」には「いやいや、だから負けるんだとオチ(落合博満氏)は言うと思いますよ。こういう姿勢というか、今年は特にこれを出して欲しいですね、ビッグボスにはね、続けて欲しいですね」とし、関口の「でも勝ち試合をやんなきゃね」には、「当然です。私は負けた監督の心情というか、それがすごく理解できるんで。興行というかプロ野球のあるべき姿って何だって言ったら、お客様は神様ですという、そういう姿勢も大事だと思いますね」と自身の考えを話した。

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2022年5月29日のニュース