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岸谷五朗 役者人生の原点は母の愛 「今、思うと…そういうことがないと入ってない」

[ 2022年5月29日 11:20 ]

俳優の岸谷五朗
Photo By スポニチ

 俳優の岸谷五朗(57)が28日放送のTBS「人生最高レストラン」(土曜後11・30)にゲスト出演。役者人生の原点と、“憧れた”食べ物について明かした。

 大学を中退して三宅裕司の主宰する「劇団スーパー・エキセントリック・シアター」に入団した岸谷。役者を志したきっかけについて「子供のころから演劇を見ていて、母が連れて行ってくれていた」と振り返った。

 少年時は裕福な暮らしではなかったらしく「母が小学校の俺と中学の姉を劇場に連れて行って、自分は外で待っていた。後から聞いた話ですが、実はお金がなくて観られなくて、と」。苦しい中でも、きょうだいに楽しみを与えてくれた母に「そうやって演劇のパイプをつないでくれた。別に役者になれということではなく、いろんなセンスを養うために、いいことだと思っていたと思うんです。今、思うとそういうことがないと役者の世界に入ってないかもしれません」と深く感謝した。

 劇団入団後も裕福ではない暮らしが続いた。当初は俳優兼大道具で、道具を夜中に解体し、始発で帰宅する生活だったという。思い出に駅のうどん店を挙げ「始発まで倉庫の片隅で寝るんですよ。そして朝、そのうどんを食べるのが楽しみ。店員さんが間違えてネギ多く乗せないかなって凝視して」と笑った。

 当時、同じ劇団に所属し、公私ともに親交の深い寺脇康文とも貧しい生活の中で心を通わせた。「寺脇さんも僕も兵士FとかGとか、そういう役なんですよ。兵士Aの先輩が一番、セリフもあって」。そんな先輩がある日、駅のうどん店で驚きの行動に…。「かけうどんって言って、天ぷら乗せてくれる?って。食べようとした全員が“エッ、てんぷら乗せるの”」と空気が一変。

 思いもかけないトッピングがその後の励みになったらしく「Aになれば天ぷら乗るぞ、かっこいいな天ぷら乗せてるよって。本当に、お金なかったですからね」と懐かしそうに振り返っていた。 

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