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カジノ専門家 山口県阿武町の誤入金問題でマネーロンダリングの可能性指摘「外形的には典型が見えている」

[ 2022年5月29日 12:03 ]

フジテレビ
Photo By スポニチ

 国際カジノ研究所の木曽崇所長が29日、フジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)に出演。山口県阿武町の誤入金問題で、電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕された田口翔容疑者(24)の出金先の決済代行業者3社が町に約4300万円を返還した事件で、マネーロンダリングの可能性を指摘した。

 番組は田口容疑者の残金が決済代行業者3社のところに合わせて約600万しかなかったことを紹介。残りの3700万円は3社が肩代わりした可能性が高いとした。

 木曽氏は今回の流れについて「ほぼほぼ代行業者か、カジノ業者そのものが補填している。実際に口座に600万円しかなかったわけですから、完全に不足している。その差額は誰かが補填しているってこと」としたうえで、業者の「見られたくない腹」の指摘にも「実際そうです。2016年で、同じ業態の会社が摘発を受けている。違法性のあるものという、一定の後ろめたさをもってお仕事をやっている方々なので、これ以上、腹を探られるよりはひとまず返しておいたほうがいいという判断だと思う。一説では(ネットカジノで)1000億円規模の市場規模が地下にもぐっていると言われている」とした。

 そのうえで「(田口容疑者がネットカジノで)本当に使っているかどうかが一番の問題で、使ってない可能性も当然あるわけですよ」と見解。「(口座に)600万円残っていたと言われているが、残りは本当に消費したのか、オンラインカジノから別のところに移している可能性もあるんです。いわゆるマネーロンダリング(資金洗浄)っていう別の犯罪になるんですけど、その疑いもこの事件にはある」とした。

 「いろいろな形で不正で収益を上げる人たちがいる。その人たちは出所をどんどんごまかしていこうとする。その時にオンラインカジノって使われる業態の1つで、今回の事件って小さい目で見ると、1人の20代の若者の事件なんだけど、本当は広く、犯罪収益の話につながっているかもしれない」と指摘。「これから警察が国際捜査をかけて、オンラインカジノ業者は海外にありますから、そちらに向かって何か情報提供を募るという形なるのかなと思う」とした。

 「(田口容疑者には)ひょっとしたら指南役がいたかもしれないというのは言われている」とも。「私はずっとマネロンじゃないかとずっと言い続けてきた論者ですね。この容疑者は複数のカジノを使い分けたり、外形的にはマネーロンダリングの典型が見えていてる」と私見を述べた。

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