ロッテが発表「井口監督より辞任の申し出があり、受理しました」 後任は「決定次第、お知らせ」

[ 2022年10月2日 22:50 ]

パ・リーグ   ロッテ5-3ソフトバンク ( 2022年10月2日    ZOZOマリン )

<ロ・ソ>あいさつで突然の辞任を発表した井口監督(撮影・長久保 豊)
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 ロッテは2日、5年間に渡ってチームの指揮を執った井口資仁監督(47)が今季限りで退任すると発表した。

 球団公式サイトで「井口資仁監督より辞任の申し出があり、受理しましたのでお知らせします」と発表。後任監督については「決定次第、お知らせします」とした。

 井口監督は2日、ソフトバンク戦(ZOZOマリン)後に行われた今季最終戦セレモニーで「残念ではありますが、Bクラスになったことは私の責任。今シーズンで退任させていただき、次の指揮官にバトンを託したい」とファンの前で退任を表明。18年から指揮を執り20年、21年は2位と躍進。今季はドラフト1位・松川を開幕スタメンに据えるなど若手を積極起用したが、マーティン、レアードなど助っ人は不振。69勝73敗1分けで5位と3年ぶりのBクラスに終わった。

 また、指揮官はオリックスが優勝を決めたことには「しっかりとした投打の軸があるチームだった。チャンスで吉田正に回ると、必ず点が入った。その前に走者を出さないのが、我々の課題だったが、うまくできなかった。そういうチームに、うちも仕上げないといけない」と語った。

 ◇井口 資仁(いぐち・ただひと)1974年(昭49)12月4日生まれ、東京都出身の47歳。青学大では東都大学リーグ記録の通算24本塁打。96年に逆指名でダイエー(現ソフトバンク)入団。04年オフにホワイトソックスに移籍し、フィリーズ、パドレスを経て09年にロッテで国内復帰。13年に日米通算2000安打を達成。17年限りで現役を引退し、18年から監督に就任した。今季は就任5年目で2年契約2年目だった。監督としては、20年、21年が2位となったがリーグ優勝はならなかった。

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