巨人 苦しんだ1年は白星締め 菅野5回零封で2年ぶり10勝 大勢は新人最多タイ37セーブ

[ 2022年10月2日 17:22 ]

セ・リーグ   巨人3―2DeNA ( 2022年10月2日    横浜 )

<D・巨>巨人先発の菅野(撮影・島崎忠彦)
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 巨人は今季最終戦となったDeNA戦(横浜)に勝って連敗を3でストップ。68勝72敗3分けの借金4、勝率・486でシーズンを終えた。前日の敗戦で5年ぶりBクラスとなる4位が決定。クライマックスシリーズ(CS)進出を逃したため、これで全日程終了となる。

 前夜の同戦は打線がわずか3安打で今季11度目の零敗。CS進出が消滅した。だが、そこから一夜明けたこの日は初回に吉川の左翼フェンス直撃二塁打から丸の右前適時打で先制。3回には相手2番手右腕・ロメロの乱調により無安打で2点を追加した。

 投げてはエース菅野が走者を出しながらも粘りの投球で5回7安打無失点。2番手右腕・山崎伊がイニングまたぎとなった7回にソト、伊藤に連続二塁打されて1点を失ったが、デラロサ、大勢とつないで逃げ切った。3―1で迎えた9回には坂本が代打・関根の二ゴロ併殺打で試合終了と思われたプレーで吉川の送球をまさかの捕球ミス。1点差に迫られたが、大勢が最後は力で抑え込んだ。

 菅野は14勝した2020年以来2年ぶり8度目の2桁勝利。巨人のシーズン2桁勝利最多記録は堀内恒夫の13度で、城之内邦雄、内海哲也の各7度を抜き、江川卓に並ぶ球団9位タイに浮上した。

 ドラフト1位守護神の大勢は今季37セーブ。2015年山崎康晃(DeNA)、22年栗林良吏(広島)に続いて史上3人目となる新人最多セーブ記録を達成している。

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