巨人・吉川尚輝は飛躍の1年 ネットで「#残念そこは尚輝」「#尚輝たまらん」と度々話題に

[ 2022年10月2日 20:26 ]

セ・リーグ   巨人3―2DeNA ( 2022年10月2日    横浜 )

<D・巨>初回、丸の適時打で生還しナインに迎えられる吉川(撮影・島崎忠彦)
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 巨人の吉川尚輝内野手(27)が今季最終戦となったDeNA戦(横浜)に「1番・二塁」でフル出場。チームは5年ぶりBクラスとなる4位に終わったものの、プロ6年目で自己最多となる132試合に出場した充実のシーズンを終えた。

 初回には相手先発左腕・浜口の立ち上がりを叩いて1ボールからの2球目、外角直球を叩いて左翼フェンス上部を直撃する二塁打で出塁。3番・丸の右前打で一気に先制のホームを踏み、これが結果的に決勝のホームインとなった。3回の第2打席では2番手右腕・ロメロから先頭打者として四球を選び、岡本和の押し出し死球で2点目の本塁生還も果たした。

 2016年のドラフト1位。これまで何度もケガに泣かされ続けてきたが、今季はチームの143試合中、自己最多となる132試合に出場。春先には一時セ・リーグの打率トップにも立った。チームが今季最多23安打を放って18点爆勝した9月7日のDeNA戦(東京D)ではこの日と同じ相手先発左腕・浜口から2年ぶり2度目の2戦連発となる7号ソロ。守備では自己最多の11失策を犯したものの、それも広い守備範囲があってこそ。安打性の打球をアウトにしてしまう動きに「#残念そこは尚輝」「#尚輝たまらん」と度々ネット上をざわつかせるなど、飛躍の1年となった。

 今季は132試合に出場して規定打席に到達し、打率・277(516打数143安打)、7本塁打、31打点。6三塁打、20二塁打、64得点、16盗塁など軒並み自己最多の数字を残し、8死球も自己最多だった。

 【吉川尚輝の今季本塁打】
4月6日 広島戦(マツダ) 中崎から右越え1号2ラン
6月1日 ソフトバンク戦(東京D) 東浜から右越え2号ソロ
6月22日 DeNA戦(東京D) 石田から右越え3号ソロ
7月8日 DeNA戦(東京D) 山崎から右中間へ4号ソロ
8月3日 阪神戦(東京D) 伊藤将から右中間へ5号ソロ
9月6日 DeNA戦(東京D) 今永から右中間へ6号ソロ
9月7日 DeNA戦(東京D) 浜口から右中間へ7号ソロ

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2022年10月2日のニュース