巨人・菅野が2年ぶり2桁勝利 江川に並ぶ球団9位タイ 早くも来季へ視線「はい。自信はあります」

[ 2022年10月2日 18:47 ]

セ・リーグ   巨人3―2DeNA ( 2022年10月2日    横浜 )

<D・巨>巨人先発の菅野(撮影・島崎忠彦)
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 巨人のエース、菅野智之投手(32)が今季最終戦となったDeNA戦(横浜)に先発登板。毎回走者を出しながらも5回7安打無失点と粘りの投球を披露し、2年ぶり8度目の2桁勝利となる今季10勝目(7敗)をマークして2022年を締めくくった。

 巨人のシーズン2桁勝利最多記録は堀内恒夫の13度。菅野は城之内邦雄、内海哲也の各7度を抜き、江川卓に並ぶ球団9位タイに浮上した。

 試合後、菅野との一問一答は以下の通り。

 ――10勝目。

 「素直にうれしいですし。かといって、そこで満足してはいけない。もっと勝てたと思っています。でも10勝できたというのは素直にうれしいです」

 ――最後の試合でモチベーションの維持に難しいところもあったと思いますが。

 「一応自分なりに準備はしっかりしてきたつもりだったので。まあ、勝てればいいなと思っていました」

 ――今日の投球は。

 「今日は、なかなか難しい流れでね。投手にとってはなかなかしんどい展開だったけど、その中でもしっかりと0点に抑えて粘れたというのは良かったと思います」

 ――今季は後半戦で状態が上向いた。

 「このいい調子を来年のスタートからできれば、すごくいい成績を出せると思うので。はい。自信はあります」

 ――この1年の一番の収穫といえるところは。

 「どうですかね。あまり状態が上がらない中で、しっかり自分の中で答えを見つけ出して。コロナにかかった次の、それも横浜スタジアムだったと思うんですけど、そこからある程度のパフォーマンスを維持してずっと投げられたと思う。あの状態からここまで持ってこられたという手応えはあります」

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