大谷翔平の代理人バレロ氏が43億5000万円の大型契約を語る「彼にふさわしい契約だ」監督代行も喜び

[ 2022年10月2日 09:22 ]

エンゼルス・大谷の代理人ネズ・バレロ氏
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)の代理人を務めるマネジメント会社「CAA(クリエーティブ・アーティスツ・エージェンシー)」のネズ・バレロ氏(59)が1日(日本時間2日)、試合前に本拠地アナハイムで日本メディアの取材に応じた。エ軍と1年3000万ドル(約43億5000万円)で契約合意に達した大谷について「彼にふさわしい(大きな)契約だ」と語った。

 20年1月に外野手ベッツ(現ドジャース)がレッドソックスと結んだ調停権を持つ選手の最高年俸2700万ドル(約39億1500万円)を更新。今年は2年契約の最終年だったが、今回の合意により、シーズン後の年俸調停を回避することが決まった。オフに膨大な準備が必要となる公聴会に時間を取られる必要がなくなり、トレーニングに集中できる環境が整った。

 また、フィル・ネビン監督代行も会見で「彼にとっても、我々全員にとってもいいことだ。誰も彼が来年戻ってくるかどうか分からなかったが、これでオフシーズンに向けて、みんなが快適に過ごすことができる。監督をすることは喜びであり、彼としばらく一緒に過ごせることを願う」と語った。

 ただ、大谷は23年オフにFAとなるため、今後は23年シーズン中のトレードの可能性や、FA後に他球団への移籍を含めた争奪戦が繰り広げられることが予想される。

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