日本ハム達、来季開幕投手あきらめない!イースタン最終戦先発で決意新た「新球場で最初に投げたい」

[ 2022年10月2日 19:47 ]

イースタン・リーグ   ロッテ7―4日本ハム ( 2022年10月2日    鎌ケ谷スタジアム )

日本ハム・達孝太投手
Photo By スポニチ

 日本ハムのドラフト1位右腕・達孝太投手(18)が来季開幕投手に改めて「立候補」した。イースタン・リーグ最終戦に登板。先月25日のプロデビュー戦は3回無失点も、この日は3四球と制球を乱し、2回1安打3失点で交代した。

 新天地1年目を終えた達は「1番必要なのはフォーク以外のカウント球」と来季への課題を口にした。ただツーシームなど新球を習得するつもりは現時点でない。今月中旬からのフェニックス・リーグ(宮崎)では直球の質を高めつつ、フォークの精度を高める。実戦を通じ課題に向き合いつつ、プロで通用する2球種を磨いていくつもりだ。

 さらに仰天発言も飛び出した。「まだ開幕投手はいけると思ってます。あの新球場で最初に自分が投げたい。そのためにはフェニックスリーグ、キャンプで1軍スタートしてオープン戦でガンガンアピールしてきたい」。

 9月28日の札幌ドーム最終戦。新庄監督がセレモニーで「来年の大事な開幕戦は左のエース、加藤投手に任せたいと思います」と公言しているが、達は「新庄監督ですからね。まだ分かりませんよ」と不敵な笑みを浮かべた。末恐ろしいルーキーながら、まずは実力が伴わないと“ビッグマウス”と言われるだけ。来春開場の「エスコンフィールド北海道」で、背番号16が躍動するためにも、鍛錬の秋冬を乗り越えなくてはならない。

続きを表示

2022年10月2日のニュース