オリックス由伸「1年の中で一番精神的にしんどい日になりました」 最終戦大逆転V「裏で見ていて…」

[ 2022年10月2日 23:25 ]

パ・リーグ   オリックス5―2楽天 ( 2022年10月2日    楽天生命 )

<楽・オ>優勝を決め、ファンに答える山本(左は宇田川) (撮影・成瀬 徹)
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 オリックスが2日、2年連続14度目のパ・リーグ優勝を達成した。シーズン最終戦で楽天に5―2で勝利し、ソフトバンクがロッテに敗戦。両チームが76勝65敗2分けの同率で並び、リーグ規定により今季直接対決を15勝10敗で勝ち越したオリックスの優勝が決まった。球団の連覇はイチローを擁した95、96年以来26年ぶり。来季はいよいよ75~78年に4連覇(75~77年は日本一)して以来の3連覇を目指す。

 Vのけん引役となった山本由伸投手(24)は、昨年に続き、投手4冠(最多勝、最優秀防御率、最多奪三振、勝率第1位)に輝いた。複数回の4冠達成はプロ野球史上初の快挙となった。

 試合後に行われた優勝会見での、山本との一問一答は以下の通り。

 ――2年連続のリーグ優勝。

 「きょうは出場機会がなかったんですけど、裏で試合を見ていて1年の中で一番精神的にしんどい日になりました。どちら(ソフトバンクの試合)も見ていたので凄く忙しい一日でした」

 ――今シーズン振り返って。

 「前半は少し負ける試合もあったり、いろんな内容の試合が悪い内容の試合もあったので、とにかく必死に1年間投げられて最終的にチームが優勝して本当にうれしく思います」

 ――能見コーチが“次元が違う”と評したことに。

 「凄く心から尊敬している方なので、そういったことを言って頂けるのはとてもうれしいです」

 ――最大11・5ゲーム差。

 「去年、優勝できたのでチーム的にも今年は凄く思ったようにいかないなと…。そういった時期もありましたけど、みんなで助け合いながら、コロナで離脱者も多い中、なんとか最後まで戦えて良かったです」

 ――クライマックスシリーズに向けて。

 「去年は日本一になれていないので、今年は日本一になれるように全力で投げたいと思います」

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