巨人・原監督「完全に自分の力」と大勢の37セーブ称える 菅野は「本来、15勝、16勝という期待を」

[ 2022年10月2日 18:01 ]

セ・リーグ   巨人3―2DeNA ( 2022年10月2日    横浜 )

<D・巨>スタンドに向かってあいさつする原監督(撮影・島崎忠彦)
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 巨人は今季最終戦となったDeNA戦(横浜)に辛勝して連敗を3でストップ。68勝72敗3分けの借金4、勝率・486でシーズンを終えた。前日の敗戦で5年ぶりBクラスとなる4位が決定。クライマックスシリーズ(CS)進出を逃したため、これで全日程終了となる。

 3―1で迎えた9回にキャプテンの名手・坂本がまさかの失策を犯したこともあって1点差に迫られたが、ドラフト1位守護神の大勢が後続をピシャリ。菅野は2年ぶり8度目の2桁勝利となる今季10勝目を挙げ、大勢は史上3人目となる新人最多タイの37セーブをマークした。

 試合後、原辰徳監督(64)との一問一答は以下の通り。

 ―――最後は走者を出したが大勢が抑えた。

 「最後の最後までね、ヒヤヒヤするゲームでしたね。でもよく頑張りましたね、はい」

 ――新人のセーブ記録に並んだ。

 「完全に自分の力で、なんというかな、この数字を残したという感じがしますね。我々は手助けとかそういうものは全くしないで、自立した形で1年間戦い抜けたというのは非常に価値あると思いますね」

 ――菅野は粘りながらも5回を抑えた。

 「ねえ、よくヒットは打たれたけどね、結果的に0点に抑えたというところですかね」

 ――2年ぶりに10勝。

 「本来、15勝、16勝という期待をしているわけですから、そこは何かまたつなげてくれるといいですね、ステップアップの材料としてね」

 ――先制打の丸はチームで唯一の全試合出場。強い体がチームを助けた。

 「そうですね。今年は本当にいいコンディションでね、心配することなく戦い抜いてくれたなという感じはしますね」

 ――今シーズンの戦いが終わり、いま思いつく課題、収穫などは。

 「まあ、まだ全てを総括する余裕はありません。全試合消化できたということ。まあ、いろいろ結果的にはね、4位でしょ?だから4位という中で、そうですねえ…。悔しさというものをしっかり持ってね、そこからどういうことなのか、選手はそれを思っていてくれていると思うんでね。私自身も悔しさというものを忘れずに、まあ、次につなげていくということが大事なことだと思います」

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2022年10月2日のニュース