大谷翔平 自己最長16戦連続安打!8回に“技あり”左前打も…自身ワースト74打席ノーアーチ

[ 2022年10月2日 12:33 ]

ア・リーグ   エンゼルス3―2レンジャーズ ( 2022年10月1日    アナハイム )

<エンゼルス・レンジャーズ>8回無死、左前打トを放つ大谷(撮影・白鳥 佳樹)
Photo By スポニチ

 エンゼルスの大谷翔平投手(28)は1日(日本時間2日)、本拠地エンゼルスタジアムでのレンジャーズ戦に「2番・DH」でスタメン出場。8回の第4打席で、自己最長を更新する16試合連続安打となる左前打を放った。一方、自己ワーストの18試合連続74打席ノーアーチとなった。エ軍は3―2で勝利し、6連勝した。

 初回1死の第1打席はア軍の先発左腕ラガンズの前に遊ゴロ、3回1死の第2打席は三ゴロ、5回2死一、二塁の第3打席は空振り三振だったが、8回無死の第4打席で元ソフトバンクの左腕ムーアのナックルカーブを引き付けて左前にはじき返して、9月14日(同15日)のガーディアンズ戦から続く連続試合安打を自己最長を更新する「16」に伸ばした。日本時代の連続試合安打の最長は16年に記録した「17」。一方、本塁打は出ず、自己ワーストの18試合連続74打席ノーアーチとなった。

 試合前には、エ軍と1年3000万ドル(約43億5000万円)で契約合意に達したと電撃発表。今年は2年契約の最終年だったが、今回の合意により、シーズン後の年俸調停を回避することが決まった。一方、23年オフにFAとなるため、23年シーズン中のトレードの可能性や、FA後に他球団への移籍を含めた争奪戦が繰り広げられることが予想される。また、今季のチームMVPと「ニック・エイデンハート・アワード(チーム内の今季最優秀投手)」に選出され、試合前の表彰式でトロフィーなどを受け取った。

 前日30日(同10月1日)のレンジャーズ戦は「3番・DH」で出場し、4打数2安打。自己最多となる今季41度目のマルチ安打をマークした。この日の試合前までの通算打撃成績は152試合で565打数156安打、打率・276、34本塁打、94打点、11盗塁。投手としては15勝8敗、防御率2・35でシーズン規定投球回まで、あと1イニングとしている。

続きを表示

この記事のフォト

2022年10月2日のニュース