大阪桐蔭が仙台育英との春夏の甲子園覇者対決を制す

[ 2022年10月2日 17:43 ]

栃木国体 1回戦   大阪桐蔭3―1仙台育英 ( 2022年10月2日    宇都宮清原 )

<大阪桐蔭・仙台育英>完投勝利を挙げガッツポーズする大阪桐蔭・川原(撮影・藤山 由理)
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 大阪桐蔭が準決勝進出。仙台育英との春夏甲子園覇者対決を制した。

 先発右腕の川原嗣貴(3年)が6安打1失点で完投。「3番捕手」の松尾汐恩(3年)も4打数2安打1盗塁、守っては二盗を刺すなど、すでにプロ志望届を提出している今秋ドラフト候補バッテリーが躍動した。

 松尾は「川原とはずっと組んできて、信頼関係も築けている。要求通りに放ってくれた」とエースを称賛。準決勝は同1位候補の浅野翔吾を擁する高松商か、夏の甲子園で敗れた下関国際と激突し、どちらになっても注目の一戦となるが「どこが相手でも自分たちが勝たないといけない。ここでも優勝して、一番強いのは大阪桐蔭なんだと世間に伝えたい」と息巻いた。

 また、20日のドラフト会議へ向けては「キャッチャーとしてはもちろん、与えられるものに対応できるように準備をする。そこ(内野)ができるのも一つ、自分のウリ」と下級生まで親しんだ内野手にも意欲を示した。

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2022年10月2日のニュース